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下北沢に「新たな文化の結節点」、ミニシアターのK2がオープン

1月20日オープン、同施設内にはコワーキングスペースやレストランも

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Digital Editor, Time Out Tokyo
K2
Photo: Kisa Toyoshima
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下北沢では、小田急線下北沢駅の地下化によって誕生した下北線路街を中心にボーナストラックリロードマスタードホテルなどニューオープンが相次いでいる。そんな下北沢に2022年1月20日(木)、ミニシアターであるケーツー(K2)が開業する。これは、下北線路街の新たな複合施設、テフラウンジ(Tefu) Loungeの2階に入居するシモキタエキマエシネマだ。

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Photo: Kisa Toyoshima

5階建複合施設のテフラウンジ(Tefu) Loungeは、下北線路街内の開発エリア、ナンセイ プラス(NANSEI PLUS)の中心施設で、2階は下北沢駅直結のショッピングセンター、シモキタエキウエとデッキでつながるという。ここでは、主にケーツーについて紹介していこう。

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Photo: Kisa Toyoshima

同館は、クラウドファンディングプラットフォームを運営するモーションギャラリー(MotionGallery)など5社で構成された企画プロデュース団体のインクライン(Incline)が運営しており、開館に先がけてクラウドファンディングによる募金活動も実施された。劇場は1スクリーンで、席数は71(うち2席は車椅子用に開放可能)。同フロアにはカフェがあり、ケーツーのコンセッションとしても連動する。

K2
Photo: Kisa Toyoshima

文化表現の源でもある「ユニバーサリティ」を意識しており、施設がバリアフリー設計になっているほか、バリアフリー上映や英語字幕付き上映などの形態でも上映していく。

ほかにも、映画文化を通じた「学び」の共有を目指しており、上映する作品の多様な面白さや背景を深堀りする雑誌『MAKING』の発刊や、ベーシック・インカムプラットフォーム『BASIC』を利用したファンコミュニティーの創設、バーチャルスクリーン『Reel』によるオンライン上映などを予定。地域の店舗の人々が週替わりで出演するマナー動画も見逃せない。

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Photo: Kisa Toyoshima

こけら落としは濱口竜介が監督を手がけた『偶然と想像』。そのほか『PASSION』、『親密さ』、『ハッピーアワー』を集めた「濱口竜介監督特集上映」や、手嶋悠貴によるドキュメンタリー作品『映画:フィッシュマンズ』、佐々木想がメガホンを取った『鈴木さん』などが公開予定だ。

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Photo: Kisa Toyoshima

また、テフラウンジには、ナチュラルスーパーマーケットのビオラル下北沢駅前店、キタサンドウコーヒー(KITASANDO COFFEE)、フレンチカフェのベルヴィル ブリュルリー トウキョウ(Belleville Brûlerie TOKYO)が開業。2階と3階にコワーキングスペースを備えた時間貸しラウンジとして予定されており、4階はシェアオフィス、5階はイベントスペースがメインとなる。

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Photo: Kisa Toyoshima

テフラウンジ以外の場所にも、下北沢でそばの名店として知られる打心蕎庵のオーナーが営む洋食店であるボナ ボナ ペティット(BONA BONA PĒTIT)や、神田の北出食堂が手がけるタコス食堂、北出タコス下北沢店、そしてクラフトビアバーTDM 1874 下北沢が入店する。テフラウンジ開業後も、2022年春までに園芸ショップとアートギャラリが続いてオープン予定だ。詳細はテフラウンジの公式ウェブサイトから確認しよう。

原文はこちら

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