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渋谷区が感染症対策グッズを5000店舗に配布へ

1月24日から一般申し込み開始、ライブハウスへは空気清浄機の無償配布も

編集:
Genya Aoki
寄稿::
Hirokazu Horio
Shibuya
Photo: Unsplash/Grzegorz KaliciakUndated photo of Shibuya Crossing
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渋谷区は2021年1月13日、区内で小売業、飲食業などを営む業種を対象に新型コロナウイルス感染症対策グッズを無償配布する対策を発表した。同時に、ライブハウスなど音楽施設への空気清浄機の無償配布も打ち出している。

渋谷区の公式ウェブサイトによると、感染症対策グッズは除菌用アルコールスプレーや、非接触検温計、CO2(二酸化炭素)濃度測定器、飛沫(ひまつ)防止パーティションといった複数の感染対策用物品の中から、各店舗の業態や規模に応じて選択する形式となっている。

事業規模は5000店舗で、対象業種は対面販売や接客を伴う業種(小売業、飲食業、理容、美容業など)のほか、不特定多数の人の出入りがある業種(宿泊業、娯楽業、学習支援業、医療業など)となっている。

専用ウェブサイトで1月24日(月)から3月18日(金)の期間に申し込める。なお、渋谷区商店会連合会加盟店舗は1月17日(月)から優先申し込みが可能だ。

ライブハウスなど音楽施設へ空気清浄機を無償配布も

ほかにも、ライブハウスなど音楽施設への空気清浄機の無償配布を行っているほか、換気対策のための設備導入や改修工事を行った場合に経費を補助する事業も打ち出している。

ライブハウスなど音楽施設の補助対象は、以下の通り。

①不特定の客に対して歌手がその場で歌を歌い、バンドの生演奏などを聴かせることを目的とする施設(ライブハウスなど)

②楽器を用いた生演奏によらず、演奏者専用のステージにて再生機器を用いて選曲、操作することなどで音楽を行うことにより、一般公衆に遊興をさせ、かつ飲食させることを目的とする施設(クラブ、ディスコなど)

申し込みは、専用ウェブサイトで3月18日(金)まで受け付けている。空気清浄機は規模にかかわらず5台まで申し込めるが、配布台数に限りがあるので必要な場所は早めに連絡しよう。

改修工事などの補助事業の受け付けは2月25日(金)まで。詳細は渋谷区産業観光課産業振興係に問い合わせてほしい。ただし、3月10日(木)までに工事の完了が必要となっており、実際に申請を検討する人は若干急いだ方がよさそうだ。オミクロン株が猛威を振るっている今、改めて感染対策の徹底を図ってほしい。

渋谷区の詳細情報はこちら

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