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2023年9月12日、渋谷区長の長谷部健は10月のハロウィンを前に異例の記者会見を実施。「ハロウィン期間にハロウィン目的で渋谷駅周辺に来ないでほしい」と告げた。毎年10月31日は、ハロウィン仮装をして練り歩きや撮影などの目的で渋谷に多くの人が訪れる。
昨年も長谷部は、ハロウィン時期を前に「仮装での練り歩きや撮影などを目的とした渋谷への来街者は、騒がない、立ち止まらないなどのルール厳守および来訪自体を控えることも検討してほしい」と訴えていたが、今年はさらに強いメッセージへと変化した。区としては安全のため、厳しく方針転換したようだ。
NHKニュースによると、昨年、韓国の梨泰院でハロウィーン時期に起きた痛ましい事故と同様の事故が渋谷区で起こることを危惧しているという。ハロウィーンの時期にあたる10月27日(金)から11月1日(水)までは渋谷駅周辺の路上や公園といった公共の場での飲酒を条例で制限されている。
また、混雑が見込まれる28日(土)と、31日(火)は制限地域でのコンビニエンスストアなどに対し、酒類の販売自粛を要請。駅周辺には100人規模の警備員を配置し、人が滞留しないよう移動を促す。
昨今、渋谷ではコロナ禍前よりも路上飲酒が増えたとして、物議を醸している。楽しむためのマナーやルールを改めて意識してハロウィン当日を過ごしてほしい。
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