[title]
渋谷の中心にある渋谷ヒカリエのそばで、2021年12月1日から『渋谷二丁目アートプロジェクト』が展開されている。プロジェクトが実施されているのは、ヒカリエと青山通りの間に位置しており、およそ120メートルの複合施設建設工事が進行中の工事仮囲い上だ。
複合施設は渋谷2丁目17地区市街地再開発組合と組合員である東急が計画する『渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業』として建設され、2024年開業を予定している。
このアートプロジェクトは、工事期間中も建設現場の彩りや渋谷という街の魅力を向上させることを目指して実施されるもの。アーティストは、組合構成員であるナンヅカ(NANZUKA)とナンヅカの所属する日本現代美術商協会(CADAN)が「都市の移り変わり」をテーマに募集し、8つのギャラリーから作品を掲出している。
参加アーティストは佃弘樹、石井海音、横山隆平、野沢裕、森本美絵、高倉大輔、小林健太、田中功起。いずれの作品も「渋谷」という場所に着想を得た新作が中心で、2022年9月ごろまで掲出される予定だ。
このプロジェクトに限らず、アートウォールは新宿で森山大道らが参加する『新宿アートウォールプロジェクト』(2022年初夏ごろまで)なども展開中。近くを通る際には、目を向けてみては。
関連記事
『日本最古のビアホール、銀座ライオンビルが登録有形文化財に』
『安藤忠雄のヴァレーギャラリーなど直島に2022年3月オープン』
『暗闇で会津漆器に触れて、ダイアログ・ミュージアムが新企画を開催中』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら