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2022年11月13日(日)にグローバルファッションブランド 「シーイン(SHEIN)」の初となるショールーム「シーイン トーキョー(SHEIN TOKYO)」が原宿キャットストリートでオープンする。2階建ての同店は、レディース、メンズをはじめ、キッズ、ホーム&ペット、コスメ、バッグ、プラスサイズなど多種多様な商品350点を展開。購入は、展示されている商品に付いているタグの「QRコード」から公式アプリで行う。また、3つの異なるフィッティングルーム、フォトブース、「SHEINガチャ」を備えており、購入前の試着や撮影が楽しめるショールーム型店舗である。
2008年に中国で創設された「シーイン」は、現在アメリカや欧米を中心に150以上の国と地域でサービスを提供し、2020年には日本版サイトを開設。年間総販売点数は約3億点にものぼるという。2022年10月に大阪・心斎橋に3カ月限定のショールーム「SHEIN POPUP OSAKA」オープンした際は初日に約4000人が来場するなど、話題をさらった。
同店は購入する前にリアルで品物を見たいという利用者の声から誕生。オープニングは小学館のファッション雑誌「CanCam」の公式ウェブサイトであるCanCam.jpとコラボレーションを実施し、日本市場にマッチしたスタイリングを展示している。
平均価格帯は都度変動していくが、オープン時点での展開は最安値アイテムが「ミニマリスト ビーズネックレス」(63円)、最高値アイテムは「SHEIN 男性 シングルブレスト ブレザー&パンツ スーツ」(8,877円)と手ごろな価格の商品が並ぶ。
サイズ展開はXXS〜6XLを用意。「シーイン」のコンセプトである「Wear Your Wonderful」という考えから、年齢、性別、体型、居住地の垣根を超えて誰でもファッションを自由に楽しんでほしいという思いが込められている。「プラスサイズ」コーナーはまさにその象徴ともいえる一角だろう。
中央にはメインとなるフォトブースがある。購入しなくても、実際に商品の体験ができる仕組みになっており、ブース内にはバッグや小物などが用意されている。同店の商品を身に付け、写真撮影を楽しんでみよう。
雰囲気の異なる3つのフィッティングルームでは実際に気になった商品を試着できる。原宿らしいポップな部屋など、つい写真が撮りたくなる空間だ。
2階には、シーズンの商品が展示されており、現在は秋冬のニットやジャケットが並んでいるほか、オリジナルブランド「シーグラム(SHEGLAM)」のコスメなどを用意。日常使いできるアイメイクやファンデーションなどのレギュラー商品をはじめ、ブラシなどの小物も揃っている。リップは色味を見てから購入したい人が多いのではないだろうか。
同じく2階にあるSHEINガチャは、店内の写真を撮りSNSでシェアするとチャレンジできるサービス。中身は、同社の人気商品や5,000円、1万円分のギフトカードの引き換え券だ。ぜひ挑戦してみてほしい。
同店は、日本でも有数のファッションの発信地から客と同ブランドをつなぐハブになるよう、各ジャンルの新作アイテムおよびスタイリングはもちろん、ファッション媒体やインフルエンサーとのタイアップといった定期的なイベントを開催していく予定。超注目のアパレルブランドにこれからも目が離せない。
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