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タコベルはニューヨークのタイムズスクエアに、完全にデジタル化された新しい店をオープンした。
この店では、10台のデジタルオーダーキオスクで注文を受け付け。オープンキッチンでスタッフがオーダーを作る様子を見ながら少し待てば、自動販売式食堂のようなロッカーの1つから、タコスやチャルーパ、カクテルなどを受け取ることができる。事前にオーダーすすれば、キオスクに注文番号を入力することで、待たずに注文の品を受け取ることも可能だ。
グリーンアップルのフローズンドリンクに、チェリーアップル味を加えた『Bell Apple Freeze』は、この店のオープンに合わせて発売された新商品。また、タコベルのファンなら、小分けソースをモチーフにしたキーホルダーやピン、ペンなどのグッズがキオスクで購入できるのはうれしいだろう。
また、デジタルでの注文を強化といっても、スタッフがするのは調理だけ、というわけではない。ほかのレストランと同様、カクテルを注文した人のIDチェックは彼らが行い、昔のように対面注文も可能だ。
タコベルはニューヨークですでに、約60の「レストラン」(通常店舗)と20以上の「カンティーナ」(アルコールも提供)を運営。同社は今後もニューヨークで積極的に出店する計画で、今年だけでも25のレストランをオープンさせる予定。
タコベルを運営するK-Mac Enterprises社の社長兼最高執行責任者(COO)であるティナ・リーガンは、「私たちは常にお客さまのニーズに応えるために進化を求めており、デジタル化対応も例外ではありません」と述べている。
タイムズスクエアへ行くことが難しい場合は、新しい店舗の様子を3D映像で見ることができる。
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