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横浜に咲く春の花の名所を紹介する「ガーデンネックレス横浜」が開催中

横浜散策をしながら花と緑の共演を満喫

Youka Nagase
テキスト:
Youka Nagase
Former editorial assistant at Time Out Tokyo
Yokohama Garden Necklace
Photo: Yokohama City
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春が到来し、街頭で咲くさまざまな花を楽しめるようになった。横浜市内では、街を象徴する港の景観とともに、サクラからチューリップ、バラ、ユリといった花々がリレーするように咲き乱れるスポットが点在している。2023年6月11日(日)まで開催している「ガーデンネックレス横浜」は、花や緑による美しい街並みや自然豊かな里山など、横浜ならではの魅力を発信し、街の活性化の創出を図るプロジェクトだ。

期間中は、横浜市の都心臨海部や「里山ガーデン」などの会場で見事に咲き誇る春の花々を楽しみ、春風に当たりながら心地の良い散策ができる。ここでは各場所に楽しめる名所と、花の種類を紹介しよう。

横浜
Photo: Yokohama City

サクラ

ガーデンネックレス横浜は、100本のソメイヨシノが植えられている「さくら通り」からスタート。桜木町駅を起点に「横浜ランドマークタワー」から「パシフィコ横浜」まで続く桜並木は、市内屈指の桜の名所として知られる。

また、汽車道や元町公園、京急線弘明寺駅近くの観音橋から井土ヶ谷橋までの大岡川沿いでも桜を見ることができる。すでに葉桜になってしまっているところが多いが、桜の花びらが風に舞う様子を眺めながら、優雅な散歩ができるだろう。

Yokohama Garden Necklace
Photo: Yokohama City

チューリップ

4月に見頃を迎えるのがチューリップだ。横浜公園では赤やピンク、オレンジのチューリップ12万本が咲き誇る。また、日本大通りや新港中央広場、山下公園にも足を運んでみよう。色とりどりに咲くチューリップの絶景が楽しめる。 

Yokohama Garden Necklace
Photo: Yokohama City

バラ

5月になると、山下公園の「未来のバラ園」に160種、約1900本のバラが咲き乱れる。港や横浜ベイブリッジの風景が眺められる「港の見える丘公園」にも3つの庭園があり、香りの良いさまざまな種類のバラを身近で鑑賞できる。

おすすめは品種ごとの香りを比べられる「香りの庭」。フォトジェニックなアーチをくぐりながら、その優雅で豊潤な香りを楽しむことができる。 

Yokohama Garden Necklace
Photo: Yokohama City

里山ガーデン

四季折々の花が楽しめる「里山ガーデン」には約1万平方メートルの「横浜の花で彩る大花壇」がある。春になり、敷地内が色とりどりの花で埋め尽くされるその様子は圧巻だ。大花壇の今春のテーマは「爽快の丘」。

パステルカラーの花畑には桜やチューリップのほか、パンジーやネモフィラなど約30万本の花々が咲き乱れる。エントランスにあるウエルカムガーデンは、里山ガーデンのアンバサダーでもある俳優の三上真史が手がけたもの。横浜市限定のチューリップの新品種「ラバーズタウン」も植えられている。里山ガーデンは毎日9時30分から16時30分まで開園しており、入場は無料だ。

詳細やそのほかの花の名所については、ガーデンネックレス横浜の公式ウェブサイトを確認してほしい。

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