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カルト的人気のスイーツや期間限定のデザートなど、東京人は常に甘いものへ熱い視線を注いでいる。渋谷の雑居ビルにひっそりとたたずむリメイクイージーは、パティシエが監修したパフェとドリンクを提供するパフェバーだ。スイーツマニアならチェックしておきたい一軒だが住所は非公開で、訪れるには会員になる必要があるという。
薄暗くムーディーな店内は、渋谷の一角にあることを忘れてしまいそうな落ち着いた空間。まるでクラシックバーのような雰囲気で、デザートを提供する店には見えない。カウンター席には6人まで座ることができ、ゆったりとしたベンチシートと小さなテーブルが並んでいる。
メニューは、起業家としても活躍するパティシエ、林巨樹が考案している。ラインアップは毎月変わる季節のパフェと、通年味わえる定番のパフェ2種。パフェの味をさらに引き立ててくれるカクテルとのペアリングもできる。
3月は、⾷べ進むごとに桜の⾵味が強まっていくよう計算された『サクラ グリオット ピスターシュ パフェ』を提供。サクラとシャンパンを軽いムースに仕⽴て、その上にルビーチョコレートとピスタチオの実をちりばめた。さらにサクサクとしたアーモンドクッキー⽣地にホワイトクランブルカカオを加え、一番下にはサクラ ブランマンジェが敷かれている。
ペアリングドリンクはサクラの花を浮かべた『サクラ シャンパーニュ アマレット』か、ホットでも楽しめる『グリオットサクラミルク』。春の訪れを感じるデザートと相性抜群のカクテルとのハーモニーが楽しめる。
通年楽しめるレギュラーメニューもぜひ味わっておきたいところ。『いちごの花畑パフェ』はたくさんのイチゴを惜しげもなく使った特別感あふれるデザート。アマレットムースやバニラアイスを濃厚なホワイトチョコレートムースで包み、エレガントかつ食べ応えのあるパフェに仕上げた。爽やかな風味が特徴の『アマレットジンジャー』とペアリングができる。
アルコールメニューも豊富に取りそろえており、ビールやワイン、各スピリッツのほか、酒が苦手な人のためのモクテルも用意されている。
興味深いことに、同店では携帯電話の修理サービスも実施する。「スマートフォンの修理にかかる無駄な時間をなんとかしたい」という思いが、オープンのきっかけだったからだという。席ごとに充電スペースが設置されているのもうれしい。
リメイクイージーの会費は月額3,000円だ。会員登録は人数に限りがあるが、公式Twitterで不定期で募集している。気になる人は、ぜひチェックしておこう。秘密の隠れ家で酒とパフェを味わうという、大人の背徳感を楽しんでほしい。
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