標高1770メートルから眺める雲海、絶景「ソラテラス」で非日常体験を

2023年4月29日（土・祝）から、長野県下高井郡の「竜王マウンテンリゾート」がグリーンシーズンの営業を開始する。世界最大級のロープウェーで訪れることができる、標高1770メートルに位置する「ソラテラス（SORA terrace）」からは、条件が合えば北アルプスに沈む夕日に照らされた雲海が眺められる。

周囲を山で囲まれた地形が広がっているソラテラスには、雲が滞留しやすいため雲海が発生しやすい。日中との気温差のある朝や夕方のほか、夕立など急な雨の後も観察できる。2022年のグリーンシーズンは、65.9％の確率で発生し、特に7月から9月は76.8％を記録したそう。

ソラテラスに併設された「ソラテラスカフェ（SORA terrace cafe）」には、ソファースペースをはじめ、テーブル席やカウンター席を設置。地元名産のフルーツを使用した「ナガノパープルスムージー」や、雲をイメージした「雲海マシュマロ」、旬の地元産フルーツを使ったジャムを使用した、雲のような白いケーキ「SORA KUMO」などを提供している。

カフェの2階には、雲や星空、絶景などに関する本を取り揃えた「雲海ライブラリー」が新たに登場。特別な景色を眺めながら読書や食事をする、非日常感あふれる時間が過ごせるだろう。

また、スキー場の斜面を有効活用し2022年にオープンした「ソラグランピングリゾート（SORA GLAMPING RESORT）」は、段々畑状にエリアを造成することで、各テント同士の景色が被らないように設計。満点の星空が広がる夜には絶景が眺められる。犬とともに泊まれる棟もあり、愛犬家にもおすすめだ。

ソラテラスの今年の営業期間は、4月29日から11月5日（日）まで。20分間隔で運行されるロープウェーの運行時間は9〜19時、10月2日（月）以降は18時まで運行している。期間内に運休があるほか、往復の乗車料金は日程により異なるので、事前に公式ウェブサイトをチェックしよう。また、ロープウェーにはペットも乗車できる。

166人乗りの日本最大規模、世界でも最大級のロープウェーの裏側を巡る「バックヤードツアー」も実施。もし雲海が見られなかったとしても、楽しめる要素がたくさんあるだろう。雲の上で特別な時間を過ごしてみては。

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