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ランキングに激変、2022年今行くべきサウナが発表

今年の「SAUNACHELIN」は新規サウナが独占

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
サーマルクライムスタジオ富士
写真:サーマルクライムスタジオ富士
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2022年11月11日の「ととのえの日」に、今行くべき全国のサウナ上位11施設「SAUNACHELIN 2022」が発表された。「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」とは、さまざまな業界の「プロサウナ―」(サウナのための普及活動を行う人々)が審査委員となり、全国9600施設以上ともいわれるサウナ施設の中から11施設をノミネートするもの。水風呂や外気浴スペース、ホスピタリティー、男女の有無、料金設定、清潔性などの観点で評価している。

2018年に開始し、今年で5年目となる同ランキング。3度連続で入賞すると殿堂入りすることもあり、今回は全て新規、もしくはリノベーションされたサウナのみが独占し、少し毛色の違うものとなった。

スパメッツァおおたか竜泉寺の湯
写真:スパメッツァおおたか竜泉寺の湯

今回、1位に選ばれたのは今年4月にオープンしたばかりの「スパメッツァおおたか竜泉寺の湯」。15種の風呂と6種の岩盤浴、3種のサウナと温度・深さの異なる3種(女性は2種)の水風呂を備えた関東最大級のスパ&サウナ施設だ。大迫力の名物「ドラゴンロウリュ」は、毎時0分になると5基が一斉にロウリュを始め、これまでにない熱波が浴びられる。

ザ・サウナ
写真:ザ・サウナ

2位には「お風呂ソムリエ」の松永武が10年の構想を経て造った、会員制のサウナ専用施設「サーマルクライムスタジオ富士」がランク入り。フィンランドから取り寄せたケロサウナや、ドイツのクナイプとトルコのハマムが同室で楽しめるテルマリウム、ドイツの伝統的なベンベルグサウナなど、大自然の中に世界のサウナが集結した施設だ。

そして、長野の「ザ・サウナ(THE SAUNA)」は、2019年以来2度目のランクイン。今年2棟の貸切型のサウナ小屋が新たにオープンしたことが評価され、11位から順位を上げて3位に輝いた。

北こぶし知床 ホテル&リゾート
写真:北こぶし知床 ホテル&リゾート

今年はほかにも、世界遺産である知床の大自然と流氷を見ながら入れる「北こぶし知床 ホテル&リゾート」(4位)や、山を背に海を臨む緑深い高台にたたずむリゾートホテル「サンカラ ホテル&スパ屋久島」(9位)、隈太一がデザインしたことから話題の巻き貝型のサウナがある「サナマネ」(7位)など、旅の目的にしたい立地やデザイン性に特徴のある施設が多くランク入りしている。

 © Keishin Horikoshi/SS © SS
Photo: © Keishin Horikoshi/SS © SSサナマネ

今回、新たな境地を切り開いた「サウナシュラン」。ランキングを主催したTTNEプロデュース(監修)のサウナが4つもランク入りしていることなどから、「本質を見失っているのでは」との声もあるが、来年の発表も楽しみに待ちたい。

受賞施設一覧(ランキング順)は以下

1. スパメッツァおおたか竜泉寺の湯(千葉県)

2. サーマルクライムスタジオ富士(静岡県)

3. ザ サウナ(長野県)

4. 北こぶし知床 ホテル&リゾート(北海道)

5. エイトホテル湘南藤沢(神奈川県)

6. 神戸サウナ&スパ(兵庫県)

7. サナマネ(SAZAE)(香川県)

8. サウナランド浅草(東京都)

9. サンカラ ホテル&スパ屋久島(鹿児島県)

10. The Hive(富山県)

11. お風呂とサウナ パラダイス(東京都)

特別賞 タマディック LUOVA SAUNA ※日本で第1号のフィンランド式「オフィスサウナ」

なお、1位、4位、7位、9位はTTNEプロデュース(監修)サウナ、5、9、11はリノベーションサウナ、6はリニューアルサウナとなる。

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