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長谷川栄雅 六本木で5種の日本酒と新たな料理のペアリングを体験

完全紹介制、料亭のような個室で解説を聞いて「酒と肴」を楽しむ

Hisato Hayashi
テキスト:
Hisato Hayashi
Editor/Writer
長谷川栄華
Photo: Keisuke Tanigawa
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ヤヱガキ酒造の直営店である長谷川栄雅 六本木が、店舗内で5種の酒と料理のペアリングが楽しめる「日本酒体験」をリニューアル。今回は原点である日本料理にスポットを当て、銀座 和郷のオーナーシェフを務める小澤敬が手がけた四季折々の酒のさかなと椀(わん)を提供する。

長谷川栄華
Photo: Keisuke Tanigawa

ギャラリーのような店内と「和」の個室

店舗はまるでアートギャラリーのような空間が特徴だ。ホワイトキューブに飾られた日本酒は芸術作品のようで、350年の歴史を持つ酒造が誇る重厚感が感じられる。日本酒の対面には酒器が展示されており、これらは『長谷川栄雅』の日本酒に合わせて一つ一つ作家が手がけたもの。一つ一つ形が違い、5種類の酒それぞれに合わせた贅沢な作品に仕上がっている。

長谷川栄華
Photo: Keisuke Tanigawa

「日本酒体験」のためのスペースは、まるで料亭の個室のように落ち着いた雰囲気。季節のいけばなの器も、酒器を手がけた作家によるものだ。このスペースで5種類の日本酒とそれぞれに合う料理、そして酒の解説が行われる。

長谷川栄雅 六本木
Photo: Keisuke Tanigawa

『長谷川栄雅』は、最高級の山田錦と、兵庫県姫路市にある名勝地「鹿ヶ壺」を源流とする揖保川系林田川の伏流水のもと、磨かれた酒造りの最高級ブランド。酒に合うよう作られた『春の肴』は、山ウドやタラの芽などの山菜、桜の香りを移したマス、希少なオランダ産白アスパラ、富山湾のホタルイカに春キャベツなど、春の食材をふんだんに使った美しい料理だ。

長谷川栄雅 六本木
Photo: Keisuke Tanigawa

季節のオリジナルメニューのほか、銀座和郷の名物、あん肝を使用した一口サイズの『あんパン』も、ぜひ味わってほしい一品。酒の説明を聞きながら酒とのペアリングを楽しんだ後は、温かい椀が。今回は、車エビのワンタンを引き立ての一番だしで仕上げた上品な椀が提供された。

長谷川栄雅 六本木
銀座和郷『あんパン』(Photo: Keisuke Tanigawa)
長谷川栄雅 六本木
『活車海老雲呑 独活 京人参引き立て一番出汁』(Photo: Keisuke Tanigawa)

「日本酒体験」は完全紹介制で、初回の利用は会員からの紹介、または同伴が必要だ。しかし、店舗やオンラインで商品を購入したことがある場合は案内も可能なので一度問い合わせてほしい。予約は電話で受け付けており、1日3組(最大4人、1人あたり1万1,000円)まで。

今回紹介した春のコースは2022年4月8日から5月31日(火)まで提供。終了後は夏のメニューが提供される。リピーターがー多いことにもうなずける特別な時間を、ぜひ体験しよう。

長谷川栄雅 六本木の詳細はこちら

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