[title]
2021年9月18日(土)、19日(日)、新潟県佐渡島で行われるアートプロジェクト『さどの島銀河芸術祭』で、音楽フェスティバル『FRACTAL CAMP 2021』が開催。アウトドアブランド、スノーピークの山井梨沙がディレクションを務め、「食、映像、音楽」と「佐渡の自然、文化」の融合をテーマにさまざまなプログラムが2日間にわたり開かれる。
始まりはコロナ禍以降で初の海外アーティストによるライブから
『FRACTAL CAMP 2021』では、スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスらと並ぶミニマルミュージックの巨匠、テリー・ライリーによる佐渡島にささげる楽曲が披露される。2020年、ライリーはDOMMUNEの音楽プロジェクト『LANDSCAPE MUZAK』の参加のため佐渡島を訪れ、コロナ禍以降で日本初となるライブを披露した。滞在中に日本で85歳の誕生日を迎え、2021年8月17日には在留資格認定証明書を取得、1年間の日本在留とアーティスト活動の法的な許可を得ている。
今回初披露となる楽曲は、金銀の抽出施設であった北沢浮遊選鉱場跡のために書き上げたもの。佐渡島の太鼓芸能集団、⿎童と、ライリーの弟子であるボイスパフォーマー、SARA MIYAMOTO、ソロシンガーのSalyuとコーラス隊、Buffalo Daughterのオルガンを担当するキーボーディスト、大野由美子、FLYING RHYTHMSのドラマー、久下恵生が参加したライブパフォーマンスは必見だ。
灰野敬⼆、OLAibiらの出演も
そのほか、宇川直宏&DOMMUNE、灰野敬⼆ 、OLAibi、⾓銅真実、solo solo solo、MOODMAN with Yoshirottenらが参加。イベントの様子は後日DOMMUNEで配信を予定している。会場では、DOMMUNEの宇川直宏とライリーが作り上げた石彫楽器、サウンドモニュメント『WAKARIMASEN』も公開。 ステージは、佐渡島の北にある標高167メートルの亀の形をした大きな一枚岩『大野亀』で行われる。
貴重なライブアクトを見逃さないようにしよう。
関連記事
『東京藝術大学が日比野克彦のアトリエ保存プロジェクトをスタート』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら