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文京区の本郷三丁目駅から徒歩10分にある、登録有形文化財の老舗旅館「旅館鳳明館」。かつて夏目漱石、森鴎外らをはじめとする文豪が愛した本郷にたたずむ純日本旅館だ。
今回、その本館が「鳳明館コワーキングスペース」としてリノベーションされ、2025年4月5日(土)までの1カ月間限定でオープンした。文豪気分が堪能できる歴史と和の魅力が詰まった空間で、リモートワークや打ち合わせ、会議、カフェタイムといったさまざまな活動ができる。

築126年の歴史を誇る鳳明館は、現在、大規模改修により「日帰りプラン」のみを提供。既に定員に達したが、
コワーキングスペースとしての取り組みでは、歴史的な既存施設を最大限活用。利用料金は、1時間500円、3時間1,000円、1日で1,500円という料金だ。旅館の部屋である個室もあるため、会議室としても利用できる。

Wi-Fiとフリードリンクは完備。会員登録や予約が不要なので、サクッと立ち寄れるのもうれしい。


意匠が凝らされた空間や設えは、創業当時の姿を色濃く伝える。古き良き昭和がタイムカプセルのように保存された建物で、本物のレトロ感を味わえるだろう。
営業時間は、平日が9〜18時、土曜が10〜18時で、日曜日は休業だ。この機会に気軽に立ち寄ってほしい。
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