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今週末はどこへ行こう。ここでは、春〜初夏に開花したバラが一斉に咲き乱れる、ラストチャンスのイベントを紹介する。
この時期のバラは秋の開花に比べて花数が多く、一年の中で最も華やかな景観が特徴。晴天下はもちろんのこと、雨にぬれて匂いが一層引き立つバラもなかなかに風流なもので、雨天のおでかけにもおすすめしたいスポットだ。
神代植物公園:春のバラフェスタ
調布にある「神代植物公園」で、1961年の開園当初からあり、「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞したばら園。この時期は、約400品種、5200株のバラが咲き誇る様子を見ることができる。
シンメトリックに設計された沈床式庭園の本園には、野生種、オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇の3つがあり、公式リーフレットに品種の詳細が掲載されているため、気になる人はぜひチェックしてほしい。
また、2024年6月2日(日)の11時15分、14時15分の各回、「調布国際音楽祭2024」と連携した「フローランコンサート」を開催。桐朋学園大学の学生による金管五重奏の演奏会を開催。そのほか9日(日)まで、「バラのカフェテラス」「ボタニカルショップ」の出店も楽しめる。
神代植物公園/6月2日(木)まで/9時30分~17時/入場は無料
西武園ゆうえんち:バラエン
アトラクションが有名な「西武園ゆうえんち」だが、意外な見どころとしておすすめしたいのがこの「バラエン」だ。専属のフレンズクルー(ガーデナー)が開花時期を調整しながら大切に育てたという、約1300株、150品種が植えられている。
大輪咲きの品種を中心に、ピエール・ド・ロンサール、アンネのバラ、ダマスクローズなどの名花が咲き誇る「クラシカルガーデン」や「香りのガーデン」など、バラの特性を生かした5つのエリアを設置。中でも、傾斜面を活用した見上げる景観が見事な「ローズヒル」は見どころの一つだ。
6月16日(日)まで、60歳以上を対象に入園+アトラクションフリーの「1日レヂャー切符」が割引になるチケットを販売。通常4,900円(以下、全て税込み)のところを、「大人のローズチケット」として2,900円で提供している。
西武園ゆうえんち/10〜17時(土・日曜は18時まで)/4,900円、中学生以下は3,600円
小田原:春のローズフェスタ
せっかくの週末は、少し足を延ばして東京近郊まで出かけてみてはどうだろう。神奈川県小田原市にある「小田原フラワーガーデン」では、春バラが開花する時期に合わせた「ローズフェスタ」を開催。約160品種・360本のバラ園が見頃を迎えている。
中でも、アーチやフェンスいっぱいに枝を伸ばした一季咲きの「つるバラ」は、豪華な花をたくさん咲かせており、詳しくない人でも楽しめる「バラの香り・花のかたち解説シート」を無料で配布。解説板や「バラの香りを嗅ぎ分ける」コーナーなど、五感を使ってバラを堪能できる。
バラ園を散策しながらテイクアウトで食べられる、オリジナルの「ローズピーチジェラート」をはじめとしたグルメにも注目したい。入場料金、駐車場料金ともに無料なのもうれしいところだ。
小田原フラワーガーデン/6月2日(日)まで/9~17時(トロピカルドーム温室は16時30分までに入館/入場は無料
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