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ニューヨークにおけるホリデーシーズンの象徴といえば、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。2022年のツリーには、ニューヨーク州産のものが選ばれた。
今年のオウシュウトウヒ(クリスマスツリーによく使われる木の品種)は、高さ82フィート(約25メートル)、重さ14トン。ニューヨーク市から北へ3時間半、グレンズフォールズとレイクジョージの間に位置するニューヨーク州クイーンズベリーで、伐採されるのを待っている。樹齢約85〜90年と推定されるこの木は、グレンズフォールズのレボウィッツ家から寄贈されたものだ。
ロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、いつもニューヨーク州のものというわけではない。例年、アメリカ北東部の他州やカナダから運ばれてくることが多い。2021年は、初めてメリーランド州産の木が使われた。
今年の木は、11月10日(木)に切り倒された後、ニューヨーク州を南下し、12日(土)にはロックフェラーセンターに到着する予定。5万個のマルチカラーLEDライトに包まれ、900ポンド(約408キログラム)のスワロフスキーの星が冠された後、30日(水)に公開され、点灯式が行われる。
クリスマスツリーのライトは、この日から2023年1月中旬まで、19〜22時に点灯される。もう一つのこの街におけるホリデーシーズンの風物詩である「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」を見た後でも、美しいクリスマスツリーの姿が楽しめるはずだ。
クリスマスツリーとしての大役を終えた後、この木は、家を建てることで人々の希望を築く国際支援団体「ハビタット・フォー・ヒューマニティ」で使われるための製材にされるという。
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