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カヌレ×プリン? リバーサイドクラブで新感覚スイーツ提供中

もっちり食感で味変もできる、プリン王子と開発した『カヌレプリン』

テキスト:
Shiori Kotaki
カヌレプリン
Photo: Kisa Toyoshima
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グルテンフリーの焼き菓子やロースイーツ、旬のフルーツを使ったものに台湾カステラといった日本上陸系など、日々アップデートされる東京のスイーツシーン。目黒川沿いにあるオールデイラウンジ、リバーサイドクラブにも王道のプリンとは一味違った『カヌレプリン』なるものが2021年11月21日に登場した。

プリン王子と開発した『カヌレプリン』とは

もっちり、かわいい、味変、動画映え......。あらゆるポイントが詰め込まれた『カヌレプリン』を店舗と共同開発したのは、年間800食以上のプリンを食べ歩くというプリン研究家、プリン王子。近年、多種多様なプリンが登場したことで「プリンには概念がない」と感じたプリン王子は、それを「プリンの可能性」と捉え、今回、この新感覚プリンの考案に至ったのだそうだ。

もちろん、単に「カヌレの形をしたプリン」というわけではない。まずは、カヌレらしい「もっちり食感」を追求した。ベースにしたのは、ねっとりとした口当たりが特徴のポルトガルプリン。さらに、米粉や小麦粉を加えたり、カヌレ型に入れたプリンの生地をじっくりと蒸し焼くことで、カヌレに近いもっちり感をプラスしていったのだという。

カヌレプリン
もっちり感はフォークを入れた瞬間から感じられるほど。また、練乳とブラウンシュガーで、カヌレらしい深いこくも再現(Photo: Kisa Toyoshima)

コーヒーや紅茶だけでなく、アルコールとの相性も考えられた『カヌレプリン』は、甘さが控えめに作られているのも特徴だ。もちろん、シンプルにプレーンで味わうのもいいが、『カヌレプリン』というスイーツをさらに深く楽しみたければ、味変ができるクリームも併せて注文するといい。

『シナモンクリーム』と『抹茶クリーム』の2種類が用意され、価格はどちらも『カヌレプリン』(1,380円、セットドリンク付き)にプラス150円。甘さを加えたいという人には、シナモンの風味がしっかりと感じられる『シナモンクリーム』がおすすめで、甘さは控えめのままで味変をしたいという人は、抹茶のほろ苦さが感じられる『抹茶クリーム』をセレクトしよう。

まずはプレーンで半分ほど食し、カヌレらしい味わいを満喫。その後、好みのクリームとの融合でさらなる深みを堪能してほしい。

カヌレプリン
見た目の愛らしさからも王子のプリン愛が感じられる(Photo: Kisa Toyoshima)

老若男女に愛されるプリンの親しみやすさは残しつつも、「もっちり」とした食感が新感覚。一年の疲れが出てくるこの時期は、ちょっとほろ苦い『カヌレプリン』で、ほっと一息ついてみては。

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