市民が協力、エリザベス2世への花束からプラスチックなどを分別

2022年9月8日に死去したエリザベス2世をしのび、何千人もの人々が、ロンドン中心部にある王立の公園やバッキンガム宮殿など、女王ゆかりの地を訪れ、カラフルな花束やマーマレードサンドイッチを手向けている。

このツイートでは、「グリーンパークで花からプラスティック資材などを取り除くのを手伝っている素晴らしい人々」と、「エコ戦士」たちが作業している様子を紹介している。

その場にいたある人は、「こんなに素晴らしいことに参加できました。自然発生的なものだけど、みんなが協力したのです」とコメント。

また違う人も「私は3時間滞在してこの作業をしました。小さな集まりが始まり、そこからどんどん大きくなっていきました。こんなにたくさんの花やカードをアレンジし直せるなんて、素晴らしいし、とても光栄です」と語っている。

マーマレードサンドイッチについては、宮殿の外や公園に置かないようにとの呼びかけが行われている。くまのパディントンも好きなこのサンドイッチを置いていったために、ネズミが寄ってきたといわれているからだ。またテディベアや火のついたキャンドル、風船も置いていかないようにとの注意喚起もされている。

王立の公園を管理するRoyal Parksの公式ウェブサイトでは「持続可能性の観点から、弔問者には有機物または堆肥化できるものだけを置くようにお願いします」と公式ウェブサイトでコメントを出し、ラッピングに使われているプラスチックなどを取り除くことで、花を長持ちさせ、堆肥化しやすくなると付け加えている。

たくさんの花による追悼はとても見応えがある。この規模では二度と体験できないものだといえるだろう。

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