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メキシコ大使館で「テキーラの日」記念レセプション、EXILE ÜSAと入山杏奈も登場

メキシコ観光サイト「VISIT MEXICO」日本語版の新設も同時発表

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Tomomi Nakamura
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テキーラの日記念レセプション、VISIT MEXICO日本語版サイト新設の案内イベント
Photo: Tomomi Nakamura
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2022年7月14日にメキシコ大使館で、メキシコやスピリッツのプロモーション活動を行う「ジャスト(JUAST)」とメキシコ観光促進のためのウェブサイト「VISIT MEXICO」を運営する「ビジットメキシコジャパン(VISIT MEXICO JAPAN)」の共催で、「テキーラの日」を記念したレセプションイベントが開催された。

テキーラの日記念レセプション、VISIT MEXICO日本語版サイト新設の案内イベント
Photo: Tomomi Nakamura

「テキーラの日」は、2006年7月24日に「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」がユネスコの世界文化遺産に登録されたことを記念して、2017年に日本のメキシコ大使館商務部が制定したものだ。7月24日は、もともと「ナショナルテキーラデー」としてアメリカをはじめとしたさまざまな国で祝われていたテキーラの記念日である。同レセプションでは、こうした「テキーラの日」の成り立ちや現在のメキシコのテキーラ輸出量の説明、各種酒メーカーによるおすすめの酒などが紹介された。

このほか、3年ぶりに天王洲アイルで「テキーラの日 Celebration Partyを7月24日に開催することを発表。テラスには1日限定で日本初の「メルカド メヒカノ(市場)」をオープンする。 メキシコを旅するように、運河と緑に囲まれた会場を回遊しながらメキシコの食や文化を体感し、さまざまなテキーラが堪能できるそうだ。

 テキーラの日記念レセプション、VISIT MEXICO日本語版サイト新設の案内イベント
Photo: Tomomi Nakamura入山杏奈はメキシコからオンライン出演

レセプションの2部では、メキシコ観光を促進するために新設した「VISIT MEXICO」日本語版ウェブサイトを案内。同サイトは現在年間270万人のアクセスがあり、SNS総フォロワー数は約1600万人を誇る。今回日本語版のオープンによってさらなる層へのアプローチを期待するそう。

また、サポーターとして活動し、2018年から自身がプロデュースしたオリジナルテキーラブランド「ハッピーラ(HAPPiLA)を発売している「エグザイル(EXILE)」のウサ(ÜSA)による応援スピーチのほか、日本とメキシコの2国間で活躍する元AKBの入山杏奈がメキシコからオンライン出演を行った。

現地でのドラマ出演をきっかけにメキシコのとりこになったという入山は、初対面でもまるで昔からの友人のように振る舞うこの国の国民性に惹かれ、現在は2国間を行き来しながら、メキシコの魅力を伝えるYouTube配信まで行っている。今後は「日本とメキシコの架け橋のような存在を目指す」と語る。

テキーラの日記念レセプション、VISIT MEXICO日本語版サイト新設の案内イベント
Photo: Tomomi Nakamura

ウサは世界を旅しながら踊るプロジェクト「ダンスアース」を行っていく中で、メキシコのカラフルな街並みや人の温かさ、テキーラという心躍る酒に魅了され、オリジナルブランドをプロデュースするまでに至ったそうだ。日本では度数が高く怖い酒というイメージが強いが、自身の活動を通して「ハッピーでおいしい酒であることを伝え、テキーラカルチャーを広めていきたい」と意気込む。

メキシコのテキーラ輸出量はコロナ禍でも変化はなく、特に若者世代の中で関心が高まっている。しかし、2019年には5位だった対日のテキーラ輸出量は、2020年には11位まで下がってしまったという。日本人がテキーラを楽しむことはメキシコの農村コミュニティーの雇用や生活の質の向上にもつながる。ぜひ「テキーラの日 Celebration Party」を訪れ、改めてテキーラとメキシコの魅力を再発掘してみてほしい。

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