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新型コロナウイルス感染症の拡大の程度を測定するため、日本政府は2021年3月初めからランダムにPCR検査を実施することを決定したと、ジャパンタイムスが報じている。現在のところこの検査は、新型コロナウイルス感染症の兆候を示している人々や濃厚接触者に対してのみ実施されているに過ぎない。しかし、このランダムな調査では一見して無症状の人々も対象となる。
政府の情報によると、東京や大阪のような大都市においてどの程度拡大しているのかを把握するために、一日当たり数千人程度まで検査を実施する可能性がある。検査結果は対象者個人にのみ通知され、それらを集計した統計学的な結果からは協力者が特定されないように配慮されるという。
さらに政府は、Twitterのようなソーシャルメディアから、人々の行動パターンなどウイルスへの対処方法の変化を追跡するための知見も収集することも計画。これらの情報は、陽性者数が取り返しのつかなくなる前に、機先を制することを目的として分析に利用される。
実施されるのは空港や会社、混雑した都心部や大学など、ウイルスがより早く拡大していくとみられる人口密度の高いエリア。検査キットで得られたサンプルは、メール経由でも集計されると同時に各所で集計される。検査が民間に委託される場合でも、実施の責任は政府が負うという。
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