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今年も東京ファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S」が、「渋谷ヒカリエ」や「表参道ヒルズ」を中心に実施される。同イベントは、2005年に官民一体となって運営体制の見直しをした「東京発日本ファッション・ウィーク」が立ち上がって以来、18年目、通算37回目の開催となる。
期間は、2023年8月28日(月)~9月2日(土)で、全50ブランド(初参加は13)が参加。35ブランドがフィジカルで、15ブランドがデジタルで発表を行う。
これまでは、シーズンごとにテーマとキービジュアルを変更していたが、今回の2024年度からは通年を通して同じものになる。テーマに「OPEN,FASHION WEEK」を掲げ、外との交流だけでなく、価値観やマインドの解放などを表し、今季からリアルイベントやデジタル上での交流や拡散など、より開かれた場面を創出していく。
注目は、2回目となる「JFW NEXT BRAND AWARD」の受賞者たち。同アワードは、新たなデザイナーの支援を目的として発足したプログラムで、今年度のフィジカル部門は、グランプリを「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」、特別賞を児玉耀の「フルス(fluss)」が受賞した。
7月25日に行われた記者発表会では、デザイナーのサカイカナコが登場。「この度は素晴らしい賞をいただけてうれしく思っています。ブランドを設立してまだ2年ということで、まだ正直ランウェイをやるには早いのではないかと思っていましたが、覚悟を決めて『やってやるぞ』という気持ちで準備をしております」と意気込みを語った。
サカイは、8月28日に渋谷ヒカリエで開かれるフィジカルのトップバッターを務める。どのようなショーになるのか、初日から目が離せない。
そして、今年でブランド設立30周年を迎える「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、ブランド初となる、東京でのランウェイショーを実施。ショーの様子は「Rakuten Fashion」で無料ライブ配信され、同サイトで限定商品の販売も予定している。
そのほか、一般客も参加できる前夜祭パーティーや、初のキービジュアル展覧会「KEY VISUAL EXHIBITION『生成AIと解放』展」など、関連イベントも実施。詳細は公式ウェブサイトで随時発表されるので、見逃さないようにしよう。
コロナ禍を経て、フィジカル発表が増えた2023秋冬シーズン、そして「解放」という大きなテーマを掲げた今年度。今からファッションの祭典の開幕が待ち切れない。
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