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プロモーションムービーをにしなが担当、楽天ファッションウィーク東京A/W開催

54ブランドが集結、今年はフィジカル参加が半数越え

テキスト:
Genya Aoki
Rakuten FWT22AW_KEY IMAGE ©JFWO.jpg
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国内最大級のファッションの祭典である『楽天ファッションウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)2022 A/W』が、渋谷ヒカリエと表参道ヒルズを拠点に今年も開催される。2022年3月14日(月)〜19日(土)の6日間に54のブランドが集結し、ランウェイショーやインスタレーションのほか、映像発表などデジタルな場での発表を行う。

イベントを象徴するキービジュアルは同イベント初となるアニメーションビデオを採用。曲は、2021年は映画『ずっと独身でいるつもり?』の主題歌『debbie』を歌うなど、今注目を集める新人アーティストのにしなによる『スローモーション』を起用した。

アニメーションは、独自の世界観が注目を集めるイラストレーターのがーこが制作。同曲のミュージックビデオとリンクしながらも、今の東京の空気感が感じられる描写などを加えているという。

コレクション発表には、3Dコンピューターニッティングの技術を用いた実験的なブランドの『CFCL (シーエフシーエル)』、デザイナーの村田晴信が立ち上げたラグジュアリーファッションレーベル『ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)』、ゴールドウィンの新ライン『ゴールドウイン ゼロ(Goldwin 0)』など17ブランドが初参加する。

このほか、『トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)』『トーガ(TOGA)』の2ブランドが楽天グループが日本のファッションブランドを支援するプロジェクトである『by R』プロジェクトから発表。文化庁による『日本博主催・共催型プロジェクト』としてレザーブランドの『ブラックミーンズ(blackmeans)』が開催する、初のランウェイショーにも注目したい。

30のブランドがフィジカルなランウェイショーを開催し、24ブランドがオンラインでの発表に臨む。昨今はコロナ禍の影響でフィジカルでの発表は全体の3分の1程度だったが、今回はフィジカルが多く、リアルな場で楽しめそうだ。それぞれのショーの詳しい日程は公式ウェブサイトから確認してほしい。

Rakuten FWT 22 AW_DIGITAL VOICE  ©JFWO.jpg
Rakuten FWT 22 AW_DIGITAL VOICE ©JFWO.jpg

ファッショニスタやインフルエンサーを活用した『DIGITAL VOICE』プロジェクトも忘れてはいけない。2021 S/Sから始まった、「ファッションの今」を体現する女優、俳優やモデル、クリエーターなど多彩な顔ぶれが同イベントの参加ブランドを身にまとうストリートスナップ企画だ。

さらに、デジタルの試みとしてはAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの手法を活用したデジタルプレゼンテーションを、ベッドフォード(BED j.w. FORD)が16日(水)16時30分から実施する予定だ。海外に向けても発信できる最先端技術を、自分の目で感じてみよう。

感染対策は経済産業省による委託事業の一環で、 ニューヨーク発の業界向け最先端クラウドサービス、ローンチメトリックス(Launchmetrics)を導入。非接触受付に対応した入場管理や、オンライン上での出欠管理などグローバル基準による対策を実施する。同イベントに参加して、いち早く2022年のファッショントレンドをチェックしてみては。

『Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W』の詳細情報はこちら

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