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国内最大級のファッションの祭典「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W」が開幕。2023年3月13日にはオープニングセレモニーが行われた。
今年の参加ブランド数は58で、昨年は例年の約2割ほどだったフィジカルでの発表も、今回は7割まで回復。「ゼロエイトサーカス(08sircus)」や「アキ マスダ(aki masuda)」など17ブランドが初参加するほか、「ユェチ・チ(YUEQI QI)」や「メゾン・ジー・シモーヌ(Maison J.Simone)」など海外の6ブランドも登場。
イベントは18日(土)まで「渋谷ヒカリエ」と「表参道ヒルズ」を主会場に開催され、一部のショーは公式YouTubeでライブ配信する。
今年のビジュアルコンセプトは「東京を纏う」。洋服のパターンには「東京タワー」の赤い鉄骨を入れ込み、モデルには、世界で活躍する日本人モデルの源大を採用。フォトグラファーは「イッセイ ミヤケ」や「グッチ」などのコマーシャルを手がける鈴木親が担当している。
オープニングセレモニーでは、通算3シーズンでSDGsレポーターを務めた長濱ねるが登壇。オープニングショーを行った「イレニサ(IRENISA)」のボリューミーなピンクのチュールドレスを身にまとっていた。長濱は「私自身、コロナ禍前のような大規模なショーは初めてなので、とても楽しみにしています」と期待を口にした。
俳優の上杉柊平と女優・モデルとして活躍する松井愛莉も「イレニサ」のコレクションを着用して登場。上杉は、自身で選んだジャガードのジャケットを使ったコーディネートを披露した。「元々すごくジャガードGが好きで、パッと見た時にこのデザインにほれて、着させていただきました」と、上杉は今回のスタイルについて話した。
松井はメンズアイテムを使用した、かっこいいマニッシュな着こなしが印象的だった。「女性が着ても素敵に仕上がります。着心地もとても良いです。生地も柔らかく、ストレスフリーに着られます」と、同ブランドの魅力について語っている。
また、コロナ禍で酒類の提供が難しかったため、スポンサーを降りていた旭酒造の「獺祭」が、オフィシャルスポンサーとして復活。オープニングセレモニー後には、鏡開きが行われ、同イベントの開幕を祝した。
期間中には「TOKYO PRIZE OF TOKYO 2023」を受賞した、デザイナー小泉智貴のブランド「TOMO KOIZUMI」と、「TOKYO FASHION AWARD 2023」メンズ・ウィメンズ部門の受賞デザイナーたちが行う凱旋(がいせん)イベントも実施。さらに「コッキ(KHOKI)」や「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」などの注目ブランドが、公式会場である渋谷ヒカリエと表参道ヒルズでコレクションを発表する。
ファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン」(以下TCS)と一部連携し、ともにファッションシーンを盛り上げる。イベントに参加する「ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」や「ヘヴン タヌディレージャ アントワープ(HEAVEN TANUDIREDJA ANTWERP)」などの6ブランドが、TCSの企画「TOKYO PEACE FASHION SHOW」に参加し、街中のさまざまな場所でショーを行う。
そのほかにも、多数の関連イベントが企画されており、随時公式ウェブサイトで詳細がアップされる予定だ。国内外のブランドが参加する同イベントで、最先端のファッションを堪能しよう。
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