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1971年の結成から50周年を迎えるクイーン(QUEEN)の展覧会が、西武渋谷店 モヴィーダ館で開幕した。クイーンは、イギリスで生まれた世界的ロックバンドで、フレディ・マーキュリーとブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの4人がその中核を担ってきた。名曲『Bohemian Rhapsody』や『We Will Rock You』は、誰もが一度は聴いたことがあるだろう。
ここでは、2021年11月12日に開幕した展示の見どころを紹介する。会場では、主に2つのフロアを用意。6階では彼らの偉業を7エリアに分けて紹介する展示、7階では迫力満点のライブ映像が流れる『Immersion Theater』を展開していく。
バンドの軌跡を振り返る6階のエリアでは、長い歴史の中で特に重要な時期をそれぞれピックアップ。デビューからフレディが逝去するまでの歩みを時系列で追う。レコードのカバー、オフィシャルレプリカであるステージ衣装、本人によるテキストといった展示が、半世紀にも及ぶ活動の重さを物語る。ゆかりの深いスタジオやライブハウス、アルバムのコンセプトをイメージした装飾が、まるで各時代にタイムスリップしたかのようだ。ただ展示を眺めるだけでは得られない体験ができるだろう。
注目は、1979年にリリースされた初のライブアルバム『Live Killers』にスポットを当てた空間。中央にはギターやドラムなどの楽器が鎮座し、当時のステージセットを再現している。同アルバムのジャケットを前に、メンバーになったつもりで記念撮影してみては。
7階のシアターには、4面のマルチスクリーンを設置。臨場感あふれる圧巻のパフォーマンスに思わず胸が熱くなる。そのほか食器、手ぬぐい、Tシャツといった多彩なグッズもチェックしたいところ。音楽史に輝く唯一無二のバンドに会いに行こう。
『QUEEN50周年展 ーDON’T STOP ME NOWー』の詳細はこちら
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