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プエルトリコ、島内で厳しい感染症対策を実施

入境は可能だが「旅気分」を味わえるのはしばらく先?

テキスト:
Sarah Medina
Travel Editor, North America
Puerto Rico
Photograph: Shutterstock
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プエルトリコは南国の「楽園」と思われているかもしれないが、同島を今訪れようとすると、滞在中に厳しいルールを守ることが求められるようだ。

プエルトリコは現在、アメリカ疾病対策センター(CDC)に最高レベルの危険度「レベル4」と指定されている。2021年1月以降、感染者数は減少傾向にあるが、CDCはプエルトリコへの全ての渡航を控えるべきと勧告。アメリカと同様、現在は14日間以内に中国、イラン、ブラジル、南アフリカ、イギリス、アイルランド、ヨーロッパのシェンゲン圏に滞在したことのある人は、プエルトリコへ入境することができない。

もし同島へ行く場合、2歳以上の人にはプエルトリコ保健局のオンラインポータルにおいて、「旅行申告書」への記入、到着72時間前までに実施した鼻腔(びくう)または咽頭ぬぐい液を検体とするPCR検査の陰性証明の提出、空港退出確認番号の取得が求められる。ワクチン接種済みであっても、検査の陰性証明は必要だ。

またアメリカからプエルトリコへ向かう場合、同島はアメリカ領土であるため、本土に戻る際の陰性証明の提出は不要となる。

さらにプエルトリコ全体では、以下のようなルールが徹底されている。

・午前0時から午前5時までの夜間外出禁止
・ほとんどの業種において稼働率は50%
・バーやクラブは閉店 
・公共の場ではフェイスマスクの着用が義務付け(守らなければ罰金の対象)
・ホテルのプールは定員の50%で営業

上記に加え、政府が義務づけているソーシャルディスタンスのための取り組みなど、必要な全ての健康と安全に関するガイドラインに従わない旅行者は逮捕されることがあり、有罪となれば収監の対象となる可能性があることも覚えておこう。

2021年にカリブ海でのバケーションを計画しているのであれば、プエルトリコ以外の選択肢を考えてもいいかもしれない。

原文はこちら

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