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マリー・アントワネットの私室、一般公開が再びスタート

数年間の改修で豪華な空間が復活

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
Le cabinet doré, Palace of Versailles
Photograph: © Château de Versailles / T. Garnier
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フランス革命、「ケーキを食べればいいじゃない」、ギロチンによる処刑などで知られるマリー・アントワネット。彼女は間違いなく、史上最も贅沢な生活を送った人物の一人といえるだろう。

フランス王妃としてヴェルサイユ宮殿に住んだマリー・アントワネットは、最高級かつ最も風変わりな贅沢を謳歌(おうか)した。それゆえ、彼女の私室は実にしゃれたものであった。大改修を経て、ついにその部屋の一般公開が2023年6月27日から再スタートした。

Vue d’ensemble de la bibliothèque de Marie-Antoinette
Photograph: © Château de Versailles / T. Garnier

マリー・アントワネットの私室は、中庭に面した2階建ての建物に広がり構成されている。主な見どころは、1781年に造られた鏡と薄紫色の織物で覆われている「子午線の間」。また、エレガントな図書室や「黄金の間」もある。想像通り、そこは飾られているのは、大量の金製品だ。

それだけではない。ダイニングやビリヤードのための部屋のほか、使用人や侍女のための小さなスペースもある。その全てが、彼女の私生活を魅力的に見せている。

マリー・アントワネットの私室の見学についての詳細は、ヴェルサイユ宮殿の公式ウェブサイトで確認してほしい。

Fauteuil du boudoir de Marie-Antoinette
Photograph: © Château de Versailles / T. Garnier
Fauteuil du boudoir de Marie-Antoinette
Photograph: © Château de Versailles / T. Garnier

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