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アメリカ新大統領、ジョー・バイデンの初日の仕事の一つは、連邦政府が管理する建物や場所でのマスク着用を義務化する大統領令への署名だった。これにより、飛行機、バス、電車、さらには国立公園でも法律でマスク着用が必須となる。
もちろん、これは驚くべきことではない。バイデンはすでに、新型コロナウイルス対策が大統領職の最優先事項になると明言していた。
この決定は、全ての乗客にマスク着用を要求し、それに応じられない場合は搭乗を拒否するという、これまでさまざまな航空会社が取っていた対応に準ずるもの。しかし今後は連邦政府の要求となるため、はるかに厳しく順守が求められることになる。
マスク着用を求める大統領令には、2021年1月21日から少なくとも100日間、アメリカ人にがマスクで身を守ることを促す『100 Days Masking Challenge(マスク着用100日チャレンジ)』も含まれている。このチャレンジについては、各州の方針を変える拘束力はないが、バイデンは各地のリーダーたち電話をかけて、自身の方針を実行するよう求めることが予想されている。
バイデンはまた、疾病対策センター(CDC)が感染対策の権限で出していた立ち退き猶予を3月まで延長し、またパンデミックに対応する政策を拡大する大統領令にも署名した。彼の新大統領としての初日は、非常に多忙だったといえるだろう、なにしろ、彼は大統領就任の一連の行事を楽しみながら、これらをこなしたのだから。
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