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ピンク・フロイドの「狂気」全楽曲を使用したプラネタリウムショーが有楽町で開催

6月26日から「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」で日本最速上映

テキスト:
Genya Aoki
The Dark Side Of The Moon
Photo: Konica Minolta Planetaria Tokyo
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有楽町にある「コニカミノルタプラネタリア トウキョウ(TOKYO)」で、ピンク・フロイドの歴史的名盤「狂気(原題:The Dark Side Of The Moon)」の全楽曲を使用したプラネタリウムショー「The Dark Side Of The Moon」が、2023年6月26日(月)~7月5日(水)の期間、上映される。

The Dark Side Of The Moon
画像提供:コニカミノルタプラネタリウム株式会社

このショーでは、アルバムの収録曲、全10曲(トータル42分)が収録曲順に流れ、プラネタリウムドーム音響の特性をかした5.1chサラウンドミックスとともに、没入型の全天周映像を上映。プラネタリウムならではの最先端テクノロジーを取り入れた、新たな「狂気」の音像世界が楽しめるという。

The Dark Side Of The Moon
画像提供:コニカミノルタプラネタリウム株式会社

これは「狂気」発売50周年を記念したプロジェクトの一環で、映像制作はイギリスのNSC Creativeが担当。ピンク・フロイド側による公式作品である。世界100カ所以上のプラネタリウムで開催されるもので、日本では初上映となる。

The Dark Side Of The Moon
画像提供:コニカミノルタプラネタリウム株式会社

「狂気」といえば、1973年2月27日にロンドンのプラネタリウムで作品の記者発表が開催され、ドームには楽曲とともに、星や星座、宇宙のビジュアルが映し出された。当時、このイベントを呼び水にアルバムは大きな話題を集め、現在までに5000万枚以上の世界的なセールスを記録した。

ピンク・フロイド
画像提供:コニカミノルタプラネタリウム株式会社ピンク・フロイド

会場となる「DOME1」は、ドーム天頂だけでなく壁面にかけて映像を映し出すことで、圧倒的な没入感と迫力ある映像が楽しめる高解像度映像ドームだ。プラネタリウムと密接な関係を持つ「狂気」というアルバムの真価を体験する場所として、ここより適した空間はないかもしれない。

チケットは、一律2,600円(税込み)。6月23日(金)10時から、特設ウェブページで購入できる。上映スケジュールは日程によって異なるので、公式ウェブサイトで確認してほしい。

ティザームービーでは、星々や宇宙船のような空間、異星などといったビジュアルとともに楽曲「Time」の一部を観ることができる。現実を超越した新たな2次元体験で不朽の名盤を視聴してみては。

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