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代々木上原駅前にあるオールデイダイニング、グッドタウンベイクハウス(GOOD TOWN BAKEHOUSE)で2022年3月1日(火)から、イタリアを中心にムーブメントになっている「ピッツァ・コンテンポラネア(現代風ピザ)」の提供を始める。
同店はニューヨークのブルックリンをイメージした世界観をベースに、テキサスなどから調達した家具や雑貨をふんだんに配した店だ。オーナーの車田篤は海外滞在経験が長く、インテリアやメニューにさまざまな国や文化のエッセンスをいち早く取り入れてきた。
パスタや肉料理、契約農家から届く朝摘み野菜などで作るサラダのほか、原宿の系列店であるザ グレート バーガー(THE GREAT BURGER)のハンバーガーや、グッドタウン ドーナツ(GOOD TOWN DOUGHNUTS)のドーナツ、ザ リトル ベーカリー トーキョー(The Little BAKERY Tokyo)のパンやスイーツなど、70種類以上のメニューが味わえる。
「デカ縁」が特徴の現代風ピザ
数あるフードメニューの中でも同店が特に力を入れているのが、職人に特注したピザ窯で焼き上げる本格ピザだ。これまでは伝統的な「ナポリピッツァ」を提供してきたが、このたびメニューを一新。海外でも注目されているピッツァ・コンテンポラネアの提供を始める。
ピッツァ・コンテンポラネアとは、「ナポリの若い世代の職人たちが生み出した新しいピザ」と車田は話す。イタリア政府公認の真のナポリピッツァ協会でもメニューとして加えることを認定している。
特徴は「コルニチョーネ」という、ピザの縁が大きく膨らんでいることだ。見た目のインパクトから通称「デカ縁」とも呼ばれる。コルニチョーネの膨らみをつぶさないよう、一般的なピザスライサーではなくはさみでカットする。
ピザ生地に使用しているのは、伝統的なナポリピッツァ同様「水、小麦、酵母、塩」のみだが、系列にベーカリーカフェを持つ同店では、これまで培ってきたパン作りの技術をピザに応用。北海道産の小麦と全粒粉をブレンドした生地を、天然酵母で24時間以上かけて低温熟成発酵しているため、生地を頬張ると小麦特有の甘さと香ばしさが口いっぱいに広がる。
また、高温・短時間(520度、90秒)で焼き上げることで、外側はパリッとしながらも、もっちりとした食感を実現している。
12種類から選べる個性豊かなピザメニュー
同店では、定番のマリナーラやマルゲリータをはじめ、12種類のメニューを用意。ここではおすすめのメニューを紹介しよう。
『マリナーラ スペシャル』(1,705円)は自家製トマトソースやオレガノに、たっぷりのニンニクをのせ、スイートチェリートマトをトッピングした一枚。具材がさっぱりとしている分、生地のうま味が堪能できる。
『デビルズ サラミ』(2,090円)は自家製トマトソースに、渋谷チーズスタンド(CHEESE STAND)のモッツァレラチーズ、ナポリサラミ、唐辛子、蜂蜜をトッピング。甘味、辛味、塩味、酸味、苦味の5つの味覚で構成されている。甘じょっぱいだけでなく、時折くるピリッとした辛さがやみつきになるだろう。その名の通り「悪魔的」なおいしさを堪能してほしい。
同店の人気ナンバーワンのメニューを現代風に進化させた『チチニエッリ 〜和歌山県 七代目『山利』の釜あげしらす〜』(2,090円)も見逃せない。マリナーラをベースに、和歌山県「山利」の釜揚げしらすをたっぷりと乗せ、アサリのむき身をトッピングしている。
同店では新生ピザメニューと同時に、ナチュラルワインの提供もスタートする。ワインはその日ごとに銘柄は変わるが、常時6種類以上を用意する予定だ。スロバキア産のナチュラルワイン『KATOVKA DOMIN KUSICK 2020』はフルーティーなオレンジワインでフルーツトマトと相性が良いなど、ピザとのペアリングにも最適だ。ランチやディナーなどに合わせてゆっくりと楽しんでほしい。
今後注目のピッツァ・コンテンポラネアがいち早く味わえるグッドタウンベイクハウス。最新グルメを味わいに、ぜひ代々木上原へ足を運んでほしい。
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