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2021年4月6日(火)〜6月13日(日)、スイスを拠点に活躍する現代アーティスト、ピピロッティ・リストの展覧会『ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-』が京都国立近代美術館で開催される。
初期作品から新作まで、およそ40点を公開
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ピピロッティ・リストは、ヴィデオ・インスタレーションの先駆者ともいわれるアーティスト。作家として大きな転機となった『永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に(Ever Is Over All)』『わたしの海をすすって(Sip My Ocean)』の2作品は、1998年のヴェネツィア・ビエンナーレで発表され若手作家優秀賞(プレミオ2000)を受賞した作品だ。これらをはじめ、「身体」「女性」「自然」「エコロジー」をテーマとした、およそ40点が一挙公開となる。
まるで胎内のよう? 靴を脱いでくつろげる展示空間
近年の展覧会では、東京都現代美術館をはじめ、美術館の展示室でリビングルームのように体を解放してくつろげるインスタレーション作品の演出も行っている。本展でも靴を脱いで空間を歩いたり、映像作品と一体化するかのような体験に注目だ。
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京都国立近代美術館では 『イノセント・コレクション』作品制作のパブリックプログラムとして、「透明」あるいは「白色」の廃材を募集中。自宅に眠っている透明や白いパッケージ、袋、布、紙、コードなどを、 美術館まで提供しよう。ピピロッティ・リスト本人が呼びかけているビデオメッセージも公開中だ。