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ロンドンのダイニングバーがワクチンカクテルを提供

行動規制の撤廃を記念、白衣を着たスタッフがサーブ

Jessica Phillips
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Jessica Phillips
Social Media Editor
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イギリスでは、カクテルにセンスを疑うような名前を付けるのが古くからの伝統になっている(例えば、『ソルティードッグ』)。そのため、この国でもたくさんの人々の命を救っている、ワクチンに関する名前をカクテルに付ける人が現れるのは、時間の問題だったといえるだろう。

ソーホーにある100 Wardour Stというダイニングバーが、2021年7月22日(木)から開催するイベントで、『ファイザー』『モデルナ』『アストラゼネカ』と銘打ったカクテルを売り出すことになった。このイベントは、イギリスにおけるほぼ全ての行動規制の撤廃と、その最初の1週間を祝う『Freedom Week』を記念するもの。

これらの「ワクチンカクテル」は医療用ワゴンで提供される。オーダーを取るのは、白衣を着たスタッフ。それぞれのカクテルは化学用ビーカーで出され、土産に装飾用の注射器ももらえるという。こうしたことが成立するということは、ロンドンが「回復」していることの一つの証といえるだろう。

気になる「ワクチンカクテル」の中身だが、『ファイザー』は大衆にアピールにするべくエルダーフラワーのコーディアル、アペロール、トニックウォーター、タンカレーをミックス。

『モデルナ』は、(ファイザーと並び)40歳以下の人に推奨されているワクチンであることをイメージし、青いバタフライピーの花が入ったテキーラ、リモンチェッロ、レモンジュース、トニックウォーターをブレンドしたもの。

『アストラゼネカ』は、唯一のノンアルカクテルで、Seedlip(ノンアルスピリッツ)、レモンジュース、スパークリングカラージュース、グレープフルーツソーダで作られる。

どの「ワクチン」を選ぶかは、あなた次第。親のような言い方になるかもしれないが、本物の注射を接種し、抗体をつけてからカクテルを注文する方がいいだろう。

原文はこちら

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