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女性の体をカッコ良く、なりたい自分になるパーソナルジム「トレセンド」

「くびれをつけたくない」「女性の体を男性らしくしたい」など、望む姿に鍛えられる

Hisato Hayashi
Honoka Yamasaki
編集:
Hisato Hayashi
テキスト::
Honoka Yamasaki
TREACEND
Photo: Fumika Ishigaki
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男性には体形を逆三角形にするトレーニング、女性にはバストアップやヒップアップを中心とするトレーニングが提供されるなど、フィットネスやボディーにおける性別の固定観念は根強い。そんな体の性別にとらわれず、なりたい体になるためのパーソナルジム「トレセンド(TREACEND)」が、2023年6月5日(月)にオープン。美容師をしながら同性カップルの日常を発信するKAHOAIRIが、新たにボディーの領域で人々のトータルサポートを行うために始めた。

TREACEND
画像提供:TREACEND

パーソナルトレーナーは、過去に店舗責任者としてパーソナルトレーニングジムに勤めていたAKIRAが担当。自身の体は女性だが、「なりたい体」は男性のような体であることから、「女性の体でも、トレーニング次第では男性のような体に近づけられるのではないか」という疑問を抱き、かっこいい体になるためのトレーニングを研究したという。

トレセンドでは、女性の体を男性らしくしたい人はもちろん、FTM(Female To Male)、FTX(Female To X-gender)当事者、男装をする人、ボーイッシュな人、なりたい体がある人など、セクシュアリティーや性別を限定せず、さまざまな人をサポートする。

TREACEND
Photo: Photo: Fumika Ishigaki

AKIRAは、「女性の特徴が出ている部分を減らしたい」「男性らしい体に近づけたい」といった人に対して、骨盤の形を見直してウェーブのあるラインを改善するため、尻の筋肉を締めるように鍛えるトレーニングを提案。筋肉が発達するにつれて骨を引っ張る力を利用し、膝のねじれを改善するとのこと。そうすることにより、体のウェーブだけでなく、O脚、内股、腰幅の広い印象、反り腰など、一般的に女性らしいとされる体の特徴を薄くできると語る。

世の中には「男性は胸板を厚くするべき」「女性はしなやかな体を作るべき」といった固定観念がいまだに存在し、性別欄を記入しただけでバストアップやヒップアップといった種目を提案される場面は多い。そのことから、「くびれはつけたくないんです」「胸はできるだけ目立たなくさせたいんです」と伝えられないお客さんもいることを指摘。 トレセンドは、完全個室のパーソナルジムとして、周りの目を気にすることなく、それぞれが持つ「かっこいい」の具現化をサポートする。一人でのトレーニングはもちろん、友人同士やカップルでの来店も歓迎だ。

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