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20年ぶりにパスポートがリニューアル、オンライン申請可能に

窓口に行くのは1回のみ、受け取りまで約2週間

編集
Time Out Tokyo Editors
パスポート
Takamasa Nakai
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楽しい海外旅行の前の憂鬱(ゆううつ)なことといえば、パスポートの申請だ。書類を発行したり、役所やパスポートセンターを訪れたりなど時間と労力がかかる。しかし今回の新パスポート発行で、その悩みは解消されるかもしれない。

2025年3月24日(月)から、約20年ぶりに「新パスポート」が導入される。デザイン変更に加え、オンライン申請ができるようになり、窓口へ行くのはパスポート受取時の1回のみとなる。

これまで新規でパスポートを申請する場合、役所に戸籍謄本を取りに行く必要があった。しかし、24日以降はマイナンバーカードを持っていれば、マイナポータルからオンライン申請が可能。また、窓口申請よりも手数料が400円安くなる。

一方で、受け取りまでに約2週間掛かるため、早めの申請が必要だ。さらに、中国・タイ・シンガポールなど一部の国では有効期限が6カ月間以上なければ入国できないため、期限前でも注意しなくてはならない。出発の約1カ月前には申請するのがいいだろう。

また、顔写真のページのデザインが大きく変わる。顔写真は1枚から3枚に増え、うち1枚は傾けると生年月日が浮かび上がる仕様になる。素材はICチップと一体化したプラスチック製に変更される。

窓口に行く回数が最小限に抑えられるのは嬉しい改革だ。しかし今までと同様に、受け取りまでの時間や入国条件の確認など、事前準備をしっかりと行う必要があるのは変わらないだろう。早めの申請を心掛けたい。

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