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アメリカの『ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)』が「2025年に行くべき52カ所」を発表し、日本からは30位に富山。38位に大阪が選出された。
1位はイギリスの代表的な長編小説家であるジェーン・オースティン(Jane Austen)の生誕250周年記念行事が開催されるイングランドが選ばれた。ガラパゴス諸島やグリーンランドなど、世界の名だたるエリアが選出される中、富山・大阪のランクインは日本人としてうれしい。
大阪について同誌では、2025年4月から開催される「大阪・関西万博」や、LGBTQ +への取り組みへの評価に加え、2024年9月に先行開業した「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」について取り上げている。同プロジェクトは、広大な大阪駅前の貨物ヤード跡地をホテル、商業施設、都市公園、住宅・オフィスなどが一体となった大規模複合開発。かつての大阪の街にはなかった新たなカルチャーを生み出している。
同誌でも、グルメやショッピングのイメージが強い大阪の都市に広大な緑地ができたことで、新たな楽しみ方を発見できると評価している。
2025年3月21日(金)には、南館がオープンするほか、大阪の食と文化の最高峰を楽しめる「タイムアウトマーケット大阪」が、同施設にアジア初上陸を果たす。この機会にぜひ足を運んでほしい。
30位に選出された富山について同誌は、建築家の隈研吾が設計した「富山市ガラス美術館」や、300年以上の歴史を持つ秋の風物詩「おわら風の盆」などを紹介。さらに、スパイスカレー店「スズキーマ」や家族経営のジャズバーである「ハナミズキノヘヤ」といったローカルなスポットも取り上げられており、海外目線で日本の新しい魅力を発見できるだろう。
「2025年に行くべき52カ所」の全リストは、ニューヨーク・タイムズの公式ウェブサイトからチェックしてほしい。
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