[title]
都市を評価する方法はたくさんある。数カ月前、東京は「生活費が高い都市」の4位にランクインした。しかし、英誌『エコノミスト』の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が行った最近の調査では、東京は総合的に見て「物価が高い都市」のトップ10にさえ入っていなかった。
10年ほど前までは、EIUの「世界生活費調査」で、東京は頻繁に上位にランクインしていたが、その後、徐々に順位を下げていった。しかし、東京が物価の高い首都でなくなったことは、むしろ幸運なことだ。2021年はテルアビブが1位になったのだが、日本の都市でそのランキングにまだしがみついている場所がある。 昨年、大阪は世界で5番目に物価の高い都市とされていたが、今年は5つ順位を下げて10位にランク入りした。
調査は、昨年より40カ所多い世界173都市で200以上の商品、サービスの価格を調べ、ニューヨークを基準に生活費を比較。今年はパリがシンガポールとともに2位に。詳細は以下の通りだ。
1. テルアビブ(イスラエル)
2. パリ(フランス)
2. シンガポール
4. チューリッヒ(スイス)
5. 中国・香港
6. ニューヨーク(アメリカ)
7. ジュネーブ(スイス)
8. コペンハーゲン(デンマーク)
9. ロサンゼルス(アメリカ)
10. 大阪(日本)
関連記事
『日本最古のビアホール、銀座ライオンビルが登録有形文化財に』
『渋谷にケーキ缶や腕時計が買える「プレゼント専用自販機」が登場』
『2024年、代々木公園の施設整備に伴いスケートボードパーク開設』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら