[title]
2023年12月23日（土）～12月28日（木）、大阪で大型アートフェスティバル「Study：大阪関西国際芸術祭 Vol.3」が開催される。同イベントは、2025年に行われる世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭（仮）」の開催を目指し、「アートとヒト」「アートと社会」の関係性や可能性を検証し、学ぶ（Studyする）ためのプレイベントだ。
第3回目となる今回は、大阪市内各所での展覧会に加えて、アートの販売プログラム「アート＆クリエイティブフェア」や、スタートアップを対象としたビジネスコンテスト「StARTs UPs」も同時に実施。アートを「観る」「買う」「学ぶ」ための多彩なプログラムが展開される。
メイン会場の一つである「船場エクセルビル」では、ストリートとアートの関係を再考し、危機の時代におけるストリートを模索する展覧会「STREET 3.0：ストリートはどこにあるのか」が開催。5つのテーマごとに、20人のアーティストが作品を発表する。
テーマ「香水とアート」では、昨今注目を集める「アートパフューマリー」を紹介する。アートパフューマリーは、アートと同じく作り手のメッセージ性や個性を持ち合わせた香水のこと。アートパフューマリーがそれぞれ織り成す特殊な空間は必見だ。
そのほか「STREET3.0関連展」として、2つの展示も行われる。テーマ「道を外した書」では、既存の書の領域を超えて国際的に活躍する井上有一と、彼に続きさらなる挑戦的な表現を模索する4人の現代書家を取り上げる。
テーマ「新しい道をつくる」では、石谷岳寛と「Chim↑Pom from Smappa!Group」による展覧会「Artchive of Street」を開催。2022年に「森美術館」で開催された回顧展「ハッピースプリング」における「道」のドキュメント映像を、石谷が手がける。
現在、展覧会とアート＆クリエイティブフェアの前売り共通パスチケットを販売している。詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。大阪市内各所がアートであふれる同イベントで、多彩なプログラムを堪能しよう。
関連記事
『植物と街について考える「小石川植物祭」が開催、20組のプロジェクトを発表』
『「デザイナートトーキョー2023」が開幕、5の見どころを紹介』
『「新宿御苑」で紅葉ライトアップ、アートな提灯や秋の味覚が満載』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら