[title]
「ナニコレほしい!」と反射的に声を上げてしまうようなアイテムがわんさか詰まったマーケットプレイス「あしたのベストバイマーケット」が、2024年1月11日(木)19時にオープンした。これは、ネットショップ作成サービス「BASE」と、カルチャー誌「BRUTUS(ブルータス)」の通巻1000号を記念した共同企画だ。
特設サイトで、BRUTUSゆかりの著名人や文化人、次世代を担う日本国内のクリエーターを中心に約150ショップが参加し、ここでしか買えない商品や体験を企画・販売する。
総勢200点以上の商品は、全て初出しのオリジナルアイテム。 「個人の感性や才能がこんなにも買い物を楽しくする」をコンセプトに、クリエーターやアーティストの感性や価値観が反映されたファッション、アート、フード、インテリアから、小屋の設計権まで「モノ」や「コト」にこだわらない個性豊かな商品が並ぶ。
具体的な商品を挙げると、日本橋に店舗を構える「イップク アンド マッチャ(IPPUKU&MATCHA)」の最高級宇治抹茶のみを使用したケーキや、抹茶の風味を最大限に味わえるよう開発に2年をかけた「至高の抹茶チョコレート」が、同マーケットで初めてお披露目される。 東京下町の鮮魚店、魚好きが通う「根津松本」からは銀ダラ、サワラ、マナガツオの西京漬け詰め合わせや晩酌セットなどを提供。いずれも芸術品のような一級品の魚ばかりで、その美しさと味わいは生涯初の体験になるかもしれない。
このほか、餃子店「按田餃子」によるオリジナルTシャツから、建材屋「TIMBER CREW」による屋久杉ガラステーブル、人気アパレルブランド「AURALEE」のステンカラーコートをセミオーダーできる権利、建築家・遠山正道オリジナル建築「暖居」の建築&設計権まで多種多様。はては、映画監督の今泉力哉が購入者の「生活」をテーマにした短編映画を撮るといった、ファン熱狂の体験商品もある。
一点ものや抽選、数量限定も多いので、欲しいと思ったら迷わず購入をおすすめしたい。なお、販売期間は4月1日(月)までを予定している。
偶然の出合いと発見がある、雑誌のようなマーケットプレイス
「偶然の出合いや新しい発見のきっかけを提供することにこだわった」という特徴的なインターフェースにも注目してほしい。検索やタグを多用し、目的のものに最短でたどり着けるのではなく、あえて商品はランダムに表示され、じっくり考えるよりも感覚で選べるようになっている。人工知能(AI)による類似提案に頼るのではなく、自身の感性を信じて買い物を楽しんでほしい。
BRUTUS編集長の田島朗は、同マーケットを通じて「もっと好きを形をしていいんだ、ということを伝えたい」と語る。「自分の心がいかに動いたかを表現し、形にできれば、それを好きな人も絶対ついてきます。そういったことが、このマーケットを通じてもっともっと世の中で起きたらいいなと思っています」と笑顔を見せた。
1月17日(水)〜23日(火)には「イセタンサローネ(ISETAN SALONE)」で、ボップアップストアも開催。「加賀美健 ✕ UNKNOWN PRODUCT5」のレザーペーパーバッグをはじめ、「鈴木マサル ✕ Karimoku」のベンチやオブジェなど、同マーケットに出品されているアイテムの一部を展示・販売。実物を見て買える貴重な機会だ。
1月11日発刊のBRUTUS「人生最高のお買いもの。」とBRUTUS.jp内でも本企画に出品されているアイテムの詳しい制作意図や制作背景を紹介している。併せてチェックしてみよう。
関連記事
『「スヌーピーミュージアム」が2月にリニューアル、カフェも新たにオープン』
『ジブリパーク「魔女の谷」に新情報、レストランやオリジナルグッズショップが誕生』
『限定1室、ホテルグレイスリー新宿の最上階に「ゴジラフロア」が誕生』
『麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展」をレポート』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックし