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白熱する2020年東京オリンピック競技大会。アスリートたちの戦いが見逃せない日々だが、開会式で話題となったピクトグラムをはじめ、各大会ごとにデザインされるポスターや聖火トーチ、メダルなどにも注目が集まっている。
中央区銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、スイス、ローザンヌのオリンピック博物館で2018~2019年に開催された展覧会『Olympic Language: Exploring the Look of the Games』の巡回展として、『東京2020参画プログラム』の一環とした展示が開催中だ。
会場では、亀倉雄策の画期的なデザインポスターが評価された1964年東京大会から始まり、1968年メキシコシティ大会、1972年ミュンヘン大会、1994年リレハンメル大会、2004年アテネ大会の5つに焦点を当て、デザインの統一性と個性について解説している。
秘蔵コレクションを用いたオンラインレクチャー
2021年8月6日(金)19〜21時には、グラフィックデザイナーで長年にわたりオリンピックデザインの歴史を研究するマルクス・オスターヴァルダーによるオンライン講演会を開催。『Olympic Language: Exploring the Look of the Games』展の企画を手がけた同氏による、秘蔵コレクションの資料と画像を用いたスライドレクチャーは必見だ。
予約受付は7月29日で終了しているが、Microsoft Teamsのライブイベントリンクから視聴できる。会場に直接出向くのが難しい人も、ぜひオンラインで参加しよう。
『オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック』の詳細はこちら
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