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ニューヨークのレストランウィーク「To Go」版で開催

コロナ禍でテイクアウトやデリバリーにフォーカス

Christina Izzo
テキスト:
Christina Izzo
Gramercy Tavern
Photograph: Liz Clayman
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ニューヨーク市観光局が主催しているイベント「レストランウィーク」が、2021年1月25日から『NYC Restaurant Week To Go』というイベント名のもと、新しい形式で開催中だ。「To Go」とあるように、今年の同イベントは、ニューヨーク市全域のテイクアウトやデリバリーにフォーカス。例年と違う形式ではあるが、ニューヨーク名物のイベントが今年も無事開催されることは、うれしい出来事だといえるだろう。

イベントに参加する店は、高級レストランから気軽に立ち寄れる店までさまざま。ラインアップされているのは、グラマシー・タバーン、レッドファーム、バー・ブールーなど。各参加店は「2021年」に合わせ、メイン料理と1品以上のサイドディッシュが含まれるランチ、またはディナーのセットを20.21ドル(約2,100円)で提供する(消費税、配送料、チップは含まれない)。

マスターカード社がプログラムのスポンサーになっているため、同ブランドのカード利用者は、うれしいことに全てのオーダーにつき10ドル(約1,040円)割引される。

ニューヨーク市観光局のプレジデント、フレッド・ディクソンは、「まだコロナ禍にあるとはいえ、ニューヨーク市を食の都として支え、数えきれないほどの家族の仕事を守ってきた、素晴らしいレストラン産業をサポートすることほど、重要なことはありません。このイベントの期間中、市民にはデリバリーやテイクアウトで、(20.21ドルでメインやサイドディッシュが楽しめる)『オールイン』を楽しんでいただきたいです」と述べている。

『NYC Restaurant Week To Go』は、2021年1月31日(日)までの開催(一部の店は、2021年2月7日(日)まで)。

原文はこちら

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