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2022年2月からNetflixでの配信が始まり、人気を博している『令嬢アンナの真実』。ドイツの大富豪の令嬢になりすまし、ニューヨークの上流階級を欺いた実在の詐欺師、アンナ・デルヴェイことアンナ・ソロキンを主人公にしたドラマだ。
制作とプロデュースを担当したのは、ションダ・ライムズ。2013年から17年にかけてソロキンが起こした事件について、ジェシカ・プレスラーが迫ったニューヨーク誌の記事『How Anna Delvey Tricked New York's Party People』にインスピレーションを得たという。
今では悪名高いこの事件において、ソロキンは膨大な数のニューヨークのホテルにチェックインしていたが、決して自腹では宿泊しなかった。ここではそのうちのいくつかにスポットを当て、ソロキンの「逃避行」を振り返ってみたい。
※協力 :hotels.com
11 Howard
2017年2月、ソロキンはソーホーのこのホテルにチェックイン。現金で気前よくチップを渡すことで、スタッフにすぐに知られるようになる。経営陣はやがて、彼女のクレジットカード情報がないことに気付き、3万ドル(約345万円)の請求書について支払いをするように求めた。彼女がどのように債務を清算できたかはネタバレしないが、当然のことながら違法行為が絡んでいた。
The Mercer
ソロキンが11 Howardを出て向かったのが、このホテル。
The Beekman
ソロキンは2017年5月に、友人3人とモロッコのマラケシュに旅行へ出かけた。帰国後、彼女がチェックインしたのがこのホテル。言うまでもなく、彼女はクレジットカードなしで宿泊予約をし、わずか3週間で1万1,518ドル(約132万)の請求額を積み上げ、それを払わないまま退去させられた。
W New York Union Square
The Beekmanから追い出されたソロキンは、このホテルに移り、同様の詐欺を試みた。しかし、彼女はわずか2日で追い出される。
Le Parker Meridien / Thompson Central Park New York
ソロキンは、このホテルのレストランで「食い逃げ」を決行。ソロキンがランチに訪れた時、このホテルはまだ「ル・パーカー・メリディアン」だったが、今は「トンプソン」になっている。
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