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「挿入≠セックス」のアダルトグッズ、nopoleがクラファン実施

FTM、FTX、レズビアンなどセクシュアルマイノリティーに向け

Hisato Hayashi
テキスト:
Hisato Hayashi
Editor/Writer
『nopole』
『nopole』
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セクシュアルマイノリティーが性を楽しめるアダルトグッズの制作費用として、セクシャルウェルネスブランドの『nopole(ノーポール)』がクラウドファンディングを実施。『nopole』は、YouTuberとしても活動するモリタジュンタロウが、FTM(=Female to Male、女性という性に生まれたものの男性として生きることを望む人)とそのパートナーのために立ち上げたブランドだ。自身もFTMであり、過去に感じた思いなどの実体験からグッズの開発を行っている。

挿入しない2人のためのアダルトグッズを

今回制作中の『nopole』は、FTM、FTX、レズビアンなど、さまざまなセクシュアリティーを持つ50人のプロジェクトメンバーが集い、男性器の挿入を伴うセックスが必要のないカップルのために作られたもの。FTM(Xも含む)164人にアンケートを行い、「自分の体がコンプレックスで服を脱げない」「挿入できないのでどうしたらいいか分からない」「パートナーと同時に気持ちよくなれない」など、主に5つの悩みに着目し、服を着たままでも、さまざまな体位でも使用できる振動型のアダルトグッズを開発した。

『nopole』
『nopole』

シンプルな直径10センチメートルの球体型

グッズはブランド名にちなみ、『nopole』と名付けられている。柔らかなシリコン製で防水加工が施されているため水洗い可能、振動は弱〜強まで5段階に分かれていて、シンプルな外見は家族に見られても安心だ。

『nopole』
『nopole』

支援費用は500〜30万円まで。当事者ではないが支援したい人に向けて『PRESENT FOR SOMEONE』制度があり、支援時に備考欄で「プレゼント希望」と記入すると、公式Twitterから支援個数分のプレゼント企画を実施するという(クラウドファンディング達成時に予定)。

クラウドファンディング実施期間は2021年9月13日(月)23時59分まで。締め切りが迫っている今、早めに応援しよう。

『nopole』クラウドファンディングの詳細はこちら

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