[title]
ドキュメンタリー映画「ノーマ、世界を変える料理」(2015年)などでも知られ、北欧料理の世界的なトレンドを生み出したコペンハーゲンのレストラン「ノーマ(noma)」のポップアップレストランが、秋の京都で再びオープンする。会場となるのは、烏丸御池駅直結の商業施設「新風館」に居を構える「エースホテル京都」の3階にあるメインダイニングで、同会場では2023年春に引き続き、2度目の開催だ。
ヘッドシェフ兼創業者であるレネ・レゼピ(René Redzepi)が、共同創業者で実業家のクラウス・メイヤー(Claus Meyer)とともに2004年に発表した「新しい北欧料理のためのマニフェスト」では、ローカル食材の重視や自然環境への配慮など、10項目のマニフェストが定められ、以前にはあまり注目されてこなかった北欧料理に対する国際的な関心を集めた。また、ミシュラン二つ星時代に、雑誌「レストラン」の「世界のベストレストラン50」で1位に輝いたことも話題を呼んだ、まさに名実ともに世界トップのレストランだ。
伝統的な料理やその土地ならではの風土へのリサーチを重ねながらも、奇抜なアイデアで料理を革新させるノーマは、これまでにも本拠地コペンハーゲンを離れて、度々ポップアップレストランを開いてきた。2015年の東京で開催された際には、予約開始から1日で3600人のリストが埋まったという。2023年の京都でも受付開始数分で予約分が完売した。
今回のポップアップの期間は10月8日(火)〜12月18日(水)で、予約の受付は5月14日(火)20時から開始する。料金は、ドリンクのペアリング込みで、1人当たり840ユーロ(別途サービスチャージ10%)。またエースホテル京都では、ランチもしくはディナーの予約券が含まれる宿泊プラン「Noma Kyoto 2名様お食事確約宿泊プラン」(18万6,450円から、料理代金は別)も販売される。為替にもよるが、ノーマでの食事代も含めると合計30万円以上のプランだ。
宿泊プランの予約はエースホテル京都の特設サイトから、食事のみの予約はnomaのニュースレターに記載される専用リンクから可能だ。2024年末に現在の業態をいったん終え、2025年からは「noma 3.0」としてスタートを切ることがアナウンスされているnoma。予約の獲得は激しい争奪戦になりそうだが、この機会にトライしてみては。
関連記事
『ホールフーズ・マーケットがニューヨークに中型店舗をオープン』
『東京で「グルメマート」業態の飲食店が拡大中、注目の3軒を紹介』
『2024年「アジアのトップピザ50」で東京のピッツェリア9店舗がランクイン』
『「ARTISTS' FAIR KYOTO 2024」が開幕、5の見どころを紹介』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら