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横浜市・野毛山エリアが再開発、無料動物園や中央図書館がリニューアル

2024年に先行整備を行いインクルーシブなエリアに

野毛山動物園
Photo: Keisuke Tanigawa野毛山動物園
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桜木町駅や日ノ出町駅に隣接し、みなとみらい地区、関内・関外地区をはじめとする都心臨海部にほど近い、横浜市西区の野毛山地区。「野毛」と聞くと飲み屋街のイメージが強いが、横浜初である「野毛山動物園」や歴史ある大きな公園、中央図書館などの教育・体験施設が集まるエリアでもある。

野毛山エリアリニューアル
画像提供:横浜市

2024年2月6日、横浜市は野毛山エリアのリニューアルを発表した。目標スケジュールの内容は以下の通りだ。

2024(令和6)年度
野毛山動物園先行整備完了(ふれあいコーナー屋根、屋内型休憩棟)
中央図書館内「のげやま子ども図書館(親子フロア)」 先行整備完了

2028(令和10)年度
野毛山動物園リニューアル 中心施設などの整備完了
多機能型拠点(障害児者支援拠点)の開所

野毛山エリアリニューアル
画像提供:横浜市

注目すべきは、野毛山動物園だ。無料で楽しめる小さな動物園として市民に多く愛されてきたこの施設は、2024年中に動物とのふれあいコーナーや、屋内型休憩棟などの整備を進め、2028年には動物の観察・遊び・休息が一体となった中心施設「ズーペリエンタ! センター(ZOOPerienta! CENTER)」が完成。さらなる魅力向上やバリアフリー化を目指すという。

そのほか、中央図書館「のげやま子ども図書館」のリニューアルや、旧「青少年交流センター」跡地を活用した障害児者支援拠点の新規整備、駅からのアクセスや歩行者空間の環境整備などが行われる。

横浜方面を訪れた際は、進化する野毛山エリアを散策してみては。

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