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西日暮里駅前が再開発、駅直結のデッキや大規模商業施設が誕生

2030年完成予定、文化交流施設やコンベンション施設も

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Runa Akahoshi
西日暮里駅前地区市街地再開発事業
画像提供:東急不動産
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西日暮里駅前では、交通結節機能が不足しているとともに、土地の合理的な利用がなされていないことなどが課題となっていたこのような背景を踏まえ、駅前にふさわしい多様な都市機能の導入やオープンスペースの整備を行い、「文化交流拠点」にふさわしい地域の個性を生かした街づくりが行われる。

2014年6月に西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合が設立され、現在再開発が進められている。範囲は、西日暮里駅前のJR線と幹線道路である尾久橋通り、道灌山通りに囲まれた約2万3000平方メートルの地区。日暮里駅からは、成田空港へダイレクトでアクセスでき、近年観光地として外国人観光客からも人気の「谷根千エリア」や「文京エリア」へは徒歩圏内である。

西日暮里駅前地区市街地再開発事業
画像提供:東急不動産

再開発では、西日暮里駅からデッキが整備され、大型複合施設が誕生する。地上47階建てほどの住宅棟と、地上11階建てほどの商業棟が建設され、店舗やオフィスのほか、文化交流施設、保育施設、コンベンション施設などがオープンする予定だ。

西日暮里駅前地区市街地再開発事業
画像提供:東急不動産

スケジュールでは、2030年度の完成が見込まれている。西日暮里は、歴史ある建造物や昔ながらの商店街がある一方、飲み屋も多くあり、ディープな雰囲気が魅力。そんな街の新旧が融合した、新たなランドマークの完成は見逃せない。

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