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任天堂が宇治小倉工場を資料館としてリノベーション

過去に発売した商品などを展示、2024年3月開館予定

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Time Out editors
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京都市南区に本社を置く任天堂は、任天堂宇治小倉工場用地とその建屋を、過去に同社が発売した商品を展⽰する資料館である任天堂資料館(仮称)として利用することを決定した。展示と体験を行う観光施設としての集客を目指し、2023年度(2024年3月期)の完成を予定している。

同工場は、1969年に京都府宇治市小倉町に「宇治工場」として建設後、現在の宇治工場(京都府宇治市槇島町)の建設と増改築に伴い、1988年に「宇治小倉工場」と改称、主にトランプや花札の製造、ゲーム機の修理業務を行っていた。2016年11月には、こうした業務も宇治工場に移管されたため、用地および建屋の用途が検討されていたという

また、任天堂は以前から、ものづくりに対する考えを広く理解してもらうために、過去の商品を展示する資料館施設の設置を検討してきた。それらの条件に加えて、今回宇治市が近鉄小倉駅周辺の活性化を図るという意向を受けて、宇治小倉工場のリノベーション決定に至った形だ。

資料館は歴史を重ね、製品が増えていくとともに展示作品も増えていくことだろう。やがては私たちが親しんでいるニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)などのアイテムも同館で目にする日が来るかもしれない。

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