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観光のプロが注目する「新しいまちづくり」を紹介、NEXTOURISMシンポジウム開催

2月28日にオンライン開催、三重県伊勢市と福岡県糸島市の2つの事例を紹介

編集:
Genya Aoki
テキスト::
Kosuke Hori
NEXTOURISMシンポジウム 2024 Set The Direction!〜方向を定めろ〜
画像提供:一般社団法人 日本地域国際化推進機構
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日本各地で今、観光革命が起きている。従来の観光の枠に囚われずに、その土地が持つ独自の魅力を生かした多様な「まちづくりの新しいカタチ」が生まれ、注目を集めているのだ。

具体的なケーススタディが知りたいなら、日本地域国際化推進機構が開催する「NEXTOURISMシンポジウム 2024 Set The Direction!~方向を定めろ~」というオンラインシンポジウムに参加してみては。2024年2月28日(水)16〜19時に無料開催され、観光に携わるプロフェッショナル・有識者による地域が持つ課題と可能性の議論である。

同イベントは2部制で、「まちづくりの新しいカタチ」の最前線の取り組みとして、三重県伊勢市と福岡県糸島市の2つの事例が紹介される。

NEXTOURISMシンポジウム 2024 Set The Direction!〜方向を定めろ〜
画像提供:一般社団法人 日本地域国際化推進機構

第1部は「伊勢神宮での取り組みを徹底解説、地域の魅力を世界に伝えるインタープリテーション戦略」。2023年に観光庁の観光再始動事業の一環として始まった、言語や文化の壁を越え、地域の歴史や文化、生活の魅力を世界に伝える役割を担う「インタープリター」を養成する事業の重要性を紐解く。

コロナ禍を経験し、オーバーツーリズムを回避する気運が高まる昨今。来訪者とは、数を追求するものではなく、地域の魅力を深く理解し、繰り返し訪れてくれる人を求める方向へと変化している。

来訪者が持つ興味・関心に寄り添い、深いコミュニケーションを通じて、記憶に残る体験を創出するエキスパートが、インタープリターだ。その役割の比重は年々大きくなっている。

日本を代表する観光地である伊勢神宮と伊勢地域で実施された同養成事業では、現在、直面している課題にどのように対応したのか、同事業から得られた成果や学び、知見を語るとともに、他地域でもどのように応用可能なのかを登壇者を交えて、詳しく掘り下げていく。

【登壇者】

音羽悟

伊勢神宮 広報次長 

野沢弘樹

⼤成建設株式会社 ソリューション営業本部 事業化コンサルティング部 理事統括部⻑
一般社団法人 日本地域国際化推進機構 アドバイザリーボード 

牧野友衛

一般社団法人 日本地域国際推進機構 理事、一般社団法人 メタ観光推進機構 代表理事

高橋政司
一般社団法人 日本地域国際化推進機構 顧問、ORIGINAL Inc. 顧問

伏谷博之(ナビゲーター)

一般社団法人 日本地域国際化推進機構 代表理事
ORIGINAL Inc. 代表取締役 / タイムアウト東京代表

糸島サイエンス・ヴィレッジ
画像提供:一般社団法人 日本地域国際化推進機構

第2部は、「観光まちづくり新潮流『糸島サイエンス・ヴィレッジ』、選ばれる自治体・選ばれない自治体」だ。

官民連携や産官学連携の形で行われることが多く、とにかく時間がかかる「観光まちづくり」において、民間主導で進められる新たな動きの一つとして福岡県糸島市の「糸島サイエンス・ヴィレッジ(SVI)」の取り組みを紹介する。

構想からスキーム構築、企業版ふるさと納税を活用した資金調達など、どのように実装したのか、ぜひ話を聞きたい注目の取り組みがめじろ押しだ。

糸島サイエンス・ヴィレッジの構想と経緯、現在地について説明するほか、ケーススタディーとして、
「選ばれる自治体 or 選ばれない自治体」
「観光新時代、地方創生の主導者は誰?」
「観光新時代、5つのニューノーマル 明日からアクションするためのヒント」
という3つのテーマに沿って登壇者とともに議論を深める。

【登壇者】

平野友康

メタコード 代表取締役 

竹中直純

digitiminimi 代表取締役、一般社団法人 日本地域国際化推進機構 アドバイザリーボード

江幡智広

KDDI 経営戦略本部 副本部長 兼 地域創生部長

國友尚 (ナビゲーター)

一般社団法人 日本地域国際化推進機構 理事、アソビジョン株式会社代表取締役

各登壇者の詳細は公式プレスリリースで確認してほしい。

シンポジウムは、ZOOMを利用したオンラインでの開催される。事前申し込み制なので、特設ウェブページで予約しよう。観光の最前線にいるスペシャリストたちのトークを聞けば、新時代を切り開くヒントが得られるだろう。

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