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パティシエと女子大生がコラボ、芝公園にデリバリーするケーキ店が開店

本格ケーキからSNS映えする「マリトッツォ」まで、テイクアウトも可能

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
ケーキ トゥー ゴー
Photo: Ushun
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都営三田線芝公園駅A2出口を出てすぐ。2021年4月1日に工場直売の小さなケーキ専門店ケーキ トゥー ゴー(cake to go)がオープンした。パティシエ手作りの本格的なケーキでありながら、手軽に買える価格帯のスイーツは、早くも近隣のファミリー層やビジネスマンの人気を集めている。

ケーキ トゥー ゴーは、都内の空き家の有効活用を目的に、全国のカフェやレストラン、ホテルなどに洋菓子を卸しているランビック社と現店舗から徒歩5分の戸板女子短期大学との産学連携プロジェクト。学生が主体となって店舗の内外装を企画デザインし、彼女たちのアイデアをもとにパティシエが販売するケーキを開発してきた。

ケーキ トゥー ゴー
ケーキ トゥー ゴー (写真提供:ランビック)

現在、同大学の学生は店舗に立って商品を販売している。食物栄養科1年生は、授業の一環として「デリバリーでハッとするケーキ」というテーマの商品を企画、その売り上げを競い合っているという。

ケーキ トゥー ゴー
『いちごのマリトッツォ』(写真提供:ランビック)

店頭に並ぶのは、ショートケーキやチーズケーキ、シュークリームなどの定番から、季節の果物を使ったパイやケーキ、今はやりの「マリトッツォ」やフルーツサンド、ビーガンプリン、誕生日に欠かせないホールケーキまで。毎日、清澄白河にあるランビックの工場から直送されている。

ケーキ トゥー ゴー
『瀬戸内ハニーレモンパイ』(写真提供:ランビック)

夏におすすめなのは、『瀬戸内ハニーレモンパイ』。爽やかなレモンの香りと蜂蜜入りの甘過ぎない生クリームの組み合わせは、暑い日だからこそ食べたくなる一品だ。

デリバリーサービスはウォルト(Wolt)や出前館などで注文できる。雨で気分が晴れない今だからこそ、ぜひパティシエ手作りの本格的なケーキを自宅やオフィスで味わってみては。

ケーキ トゥー ゴーの詳細情報はこちら

テキスト:米谷美恵

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