[title]
ホテルニューオータニでは、サステナブルな食糧生産に貢献する『ZENB』とコラボレーションしたスペシャルメニューを2021年6月1日(火)から期間限定で提供する(提供開始日は変更になる可能性があるため、訪ねる際は会場となるベッラ・ヴィスタの公式サイトを確認しよう)。
『ZENB』とは
ミツカンが立ち上げた『ZENB』とは、「自然の恵みを無駄なく味わえる」商品を展開する食品ブランドだ。酒かすで作った酢からスタートしたミツカンらしく、普段は捨ててしまったり、食べない部分も含め、野菜や豆、穀物など「素材のおいしさをまるごと」味わえる商品をラインアップしている。
例えば、植物性タンパク質が豊富に含まれ、脂質が少ないことで注目される黄エンドウ豆100%で作られた『ZENB NOODLE』。原材料には、通常はあまり使われない薄皮まで用いられており、やさしい豆のうま味が印象的だ。麺のゆで汁もほんのり豆の風味がするので、普段は捨ててしまうゆで汁を、スープなどに活用することもできる。
見た目はパスタ麺のようだが「和洋中どの味付けでもおいしい」というのも魅力の一つ。もちろんパスタとして味わうのも最高だが、ポン酢やしょうゆといった和風の味付けや、ソースと合わせた焼きそばなど、幅広く調理できる使いやすさもうれしい。
もし、まずは気軽に取り入れてみたいという人は、『ZENB STICK』から試してみるのもいいだろう。野菜の皮や芯まで取り入れた「まるごと野菜」に、豆や玄米などを加えた野菜スティックで、朝食や小腹を満たすのにもぴったりだ。
「ハイブリッドホテルプロジェクト」としての取り組み
また、今回の舞台となるホテルニューオータニも、以前から「環境にやさしい」と「お客さまのうれしい」を両立させるための「ハイブリッドホテルプロジェクト」に取り組んできたホテル。
例えば、館内に設置されたコンポストプラントでは、ホテルの厨房(ちゅうぼう)から出る1日5000キログラムもの生ゴミを肥料にアップサイクルしている。この肥料は提携農家の協力を経て、安全・安心な農作物になり、またホテルでおいしい食事として提供されているそうだ。
さらに、井水を安全な飲料用に造水する高度処理プラント「井水プラント」では、日量最大である350トンの飲料水を造水し、施設内一部の飲料用水として使用。千代田区の災害時協力井戸としても登録されており、災害時の水の確保にも役立てられるという。
今回のコラボレーションは、こういった取り組みをするホテルニューオータニと、サステナブルな食生活を提案する『ZENB』の実現したい未来が一致したことでかなったものだ。
ホテルならではの味わいを体験
このコラボレーションメニューが味わえるのは、地上144メートルに位置するメインダイニングのベッラ・ヴィスタ。料理長、小出裕之が今回のために特別にアレンジしたスペシャルメニューを存分に味わうのなら、ぜひ『ZENB ディナーコース』(1万1,000円、サービス料別)をチョイスしよう。
『ZENB ディナーコース』は、ゆで汁のコンソメスープと『ZENB STICK』のカナッペから始まり、『ZENB NOODLE』のパスタ(2種)、『ZENB PASTE』を添えたメイン料理、そして、野菜の甘みが良いアクセントの『ZENB PASTE』を使ったキャラメルアイスやシュークリームまで、『ZENB』の魅力を思い切り味わい尽くせるコースメニューだ。
普段から自宅で『ZENB NOODLE』を愛用しているタイムアウト東京スタッフも「ゆで上がった麺の食感一つとっても自宅とは全然違う」とコメント。すでに自宅で『ZENB』商品を楽しんでいる人こそ、面白い体験になるかもしれない。
そのほか、同ホテル内にある日本料理レストラン、カトーズ ダイニング&バーでは『尾崎牛しゃぶしゃぶのぶっかけ“ZENB”麺』と『“ZENB”カレーつけ麵 海老天付』、中国料理レストランの大観苑では『“ZENB”ピリ辛豆乳冷麵』という、ベッラ・ヴィスタとはまた一味違った『ZENB NOODLE』メニューを4月29日より提供中。あらゆる可能性を持つ『ZENB』食品を、ホテルならではのクオリティーで、さまざまな角度から楽しんでみるのもいいだろう。
関連記事
『リモートワークの強い味方、完全主食のBASE BREADが登場』
『SNSで話題のロシア食品の専門店、赤の広場が銀座にオープン』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら