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2021年4月1日、外国人留学生向けの受験予備校を展開する行知学園は、外国人留学生専門書、日本語教材の専門書店をオープンした。
店内には日本語教材や、日本留学試験関連の面接や志望理由書の書き方といった教則本、JLPTやTOEICの対策用書籍が並ぶ。ほかにも、美大入学や大学院へ進学する際に必要になる専攻科目の専門性を高める受験対策書など幅広く取りそろえる。
同店を開店する背景には、留学生に向けた進学対策用の書籍が、一部の大型書店でしか販売されていないという現状がある。しかし、留学生が慣れない日本で大型書店まで足を運び、目的に見合った本を選び取ることは簡単ではなく、受験勉強の一つのハードルになっていた。さらに、新大久保エリアは多くの日本語学校が集まっているが、日本語教材専門書店はおろか、一般書店もほとんどない。こうした現状を打開するため、行知学園は2020年12月から企画をスタートし、準備期間3カ月で同店をオープンさせた。
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