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ニューヨーカーが好きな・嫌いなスラングは?

WordTipsが調査

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳::
Time Out Tokyo Editors
NYC skyline
Photograph: Shutterstock
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我々はいつも、地域についての研究に刺激を受けている。これまでも「人々がニューヨークで一番好きなものは?」「 郵便番号別では、ニューヨークでどの場所が最も汚れている?」などを伝えてきた。今回の話題は、言語関連ウェブサービスを提供するWordTipsが行った調査で浮き彫りになった「ニューヨーク語」だ。

同社はアメリカのいくつかの地域を特徴づける「スラング(俗語)」に着目。各地域の人々が好む、もしくは嫌うカジュアルな表現を調査し、その結果をランキングで発表した。もちろんニューヨークもその調査の対象だ。ただ、我々はランクインしたスラングの意味がはっきり分からなかったのだ。人々の嗜好(しこう)はどんなものでも注目に値するが、この結果についてはいつも以上に気になって仕方ないものとなった。

ニューヨーカーが認めたがっている非公式な「ニューヨーク語」はどんなものなのだろうか。以下に、それらのスラングと意味を紹介しよう。

ニューヨーカーが好きなスラング 

cringe

かなり広く使われている表現だが「cringe」とは、周囲を気まずくさせるような行為を指す。前市長のビル・デ・ブラシオによる公の場での振る舞いのいくつかは、非常に「cringe」だった。彼が「見逃しの恐怖アラートを発したことを覚えているだろうか。

yerrr/yurrr

新しい 「wasssup」(「やあ」「どうしたの?」)といえる。興味深いことに、この言葉は主にニューヨークとニュージャージーで使われているという。

whip

車を指す。正確には、新しい言葉ではないと思うが……。

deadass

「大まじめ」という意味だが、「ニューヨーク的な大まじめ」という含みになるだろう。つまり、事態が現実になる前に、行動を起こした方がいいということだ。Dictionary.comによると、この言葉が初めてニューヨークのスラングに登場したのは1990年代後半から2000年代初頭にかけて。流行は長続きしないなんて誰が言ったのだろうか。

snack

ムシャムシャ食べたいぐらい見栄えのいい人のこと。最新の例としては、「カルバン・クラインの新しい下着の広告に登場して当然のごとくバズった、『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイトは、文字通りの『snack』だ」となる。 

ニューヨーカーが嫌いなスラング 

brolic

Urban Dictionaryによると、「タフ」「筋肉質」「マッチョ」「アグレッシブ」といった意味だという。その起源は「brolic」な人々でいっぱいのアニメである「ドラゴンボールZ」に関係しているという。

yas/yaaas

これは我々も知っていた。とても熱意を込めた「イエス!(やったぁ!)」 というニュアンス。ある日、近所のコーヒーショップでコーヒーを無料で配っていると誰かが言ったとしよう。それに対して唯一あり得るリアクションは「Yaaas!」となる。

gucci

いや、高級ブランドとは何の関係もない。 単に「クール」とか「グッド」という意味。2008年に地元の人々の会話に初めて登場したらしいが、我々は実際に耳にしたことはまだない。

real talk

「本音で話す」の意。ニューヨーカーを直接的に表現していると考えられる。ニューヨークの人々は誰が決めたわけでもなく、常に物事について後先を考えずに率直に、可能な限り率直に語ることを要求されているからだ。

peep

「people」の略。「人々」「友達」「仲間」といった意味合いになる。 

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