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外国人観光客の受け入れが本格的に再開する流れの中で、長い間絶たれていたインバウンドの復活に期待が高まっている。2022年7月浅草にオープンしたのが、日本の「ハレの日」文化と食文化を同時に楽しめる酒場「食と祭りの殿堂 浅草横町」だ。
同施設が開業する「東京楽天地浅草ビル」は、パンデミック以前は外国人観光客でにぎわった複合施設。日本が誇る祭り文化や食文化をひもづけて、世界へ発信するエンターテインメント酒場を目指す。
横丁内は祭りのにぎやかな雰囲気を演出し、ちょうちんや看板などを装飾。足を踏み入れた瞬間「何かが起こりそう」とわくわくした気分になるはずだ。
施設内には7つの飲食店が入り、焼き鳥や韓国料理など、さまざまな料理が楽しめる。がっつり食べたいという時には、多国籍な肉料理が楽しめる「日本栄光酒場 ロッキーカナイ」へ。どの料理もボリューミーなのが特徴で「ロッキー唐揚げ」は特におすすめ。「うなぎの蒲の穂焼 牛タン 焼鳥 馬刺し いづも」では、近年値上がりの著しいウナギを手ごろな価格で堪能できる。
ギラギラな内装に目が引かれる「ハンマート」は本格韓国料理の店。フォトスポットを設置し、店の前に駄菓子コーナも用意し、エンタメ性に富んだ一軒である。
本格的な祭りの体験ができるよう、レンタル着物屋「きものレンタル Wargo」では着付け体験もできる。現在は、「オープン記念 4大特典 特別プラン」が通常価格5,830円(以下、全て税込み)を2,970円で販売中。
スタンダード浴衣一式のほか、オプション500円引きや通常の浴衣プランから300円引きなどの特典が付いてくるのはうれしい。
地元とのつながりも注目のポイントだ。7月31日(日)までは、浅草神社と浅草や墨田エリアとの連携プログラム「夏詣SUMIASAマチ巡り」にも参加。ドリンク1杯無料(1品注文が条件)の特典が付く。
ほかにも、7月16日(土)には「エイサー」、17日(日)は「よさこい」、18日(月・祝)は「阿波踊り」が開催。8月以降も週末を中心として「NEO盆踊り」や「黒石よされ」などが各団体により披露される。
今後も地元の祭りや団体とコラボレーションしながら、ハレの日の華やかな雰囲気と文化を続々と発信していくとのこと。一年を通して祭りを体感できる、浅草ならではの新名所となりそうだ。
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